ほんとみんな勘違いしてるけど、
頭の中を変えるには、体を変えなきゃダメなんですよ。
リラクゼーションやったりしてもね、ダメなんだよねー。
つまり、自分の、
体を解放していくの。
解放して、本来自分の中にあった、
攻撃的で、ダイナミックな生命エネルギーを、取り返していくんです。
断っておくけど、それはね。
リラクゼーションとかね瞑想とかじゃないんだよ。
前回ネガティブな記憶が蘇った途端に、自分の体が萎縮するとかきましたが、
それが無意識のうちに起きるんですよ。
つまり、鬱にしろ、不安にしろ、怯えにしろ、
脳の中で凝っている、
自分の
体の、対外的反応体なんです。
頭の中にイメージ記憶として凝ってしまい、
自分が怯えたり、萎縮したりする原因になっているのです。
だからこそ、
自分を萎縮させたり、脅かしたりした人間をイメージ,体の臨場感を持って追っ払うのです。
戦わずにいて、そのまま記憶に残しておくと、
それが何かの拍子によみがえって、
不安や怯えを起こしてしまうのです。
本来その人が持っている、
体のダイナミズムを抑制してしまうのですよ。
では、どうするかと言うと、
その記憶のイメージを体の中から叩き出してしまいます。
◯
私が考え出した方法は
段ボール叩きです。
段ボールをその人に見立てて自分の前に置き、
新聞を丸めて、剣にして、
その人間との当時のイメージを思い出しながら、
その段ボールを叩き叩き叩き、
叩きつぶしていきます。
叩き潰しながら、
本当はそう人に言いたかった言葉を投げつけます。
もう罵詈雑言で良いですよ。
お前なんかやっつけてやる!
お前なんかの言いなりにはならない、
あの時、私がどんなに辛かったか!
もうお前なんかに負けない!
などなど、大きな声で叫びながら、
段ボールを叩いて叩いて叩いて叩き潰してきます。
自分の気がすむまで、叩きつぶしていきます。
そして、最後は、
もう二度と私の記憶の中に出てくるな、と、
その人間を許し、和解します。
※段ボールは何個か重ねて積み上げ、自分のおへそ位までの高さにして、
ガムテープなどでしっかり固定し、
叩いたときに、その手ごたえが、
自分の体、全身に伝わるようにします。
この叩く手ごたえが
大事なんです。
渾身の力で段ボールを叩き潰すうちに、
どんどん体の萎縮が取れていきます。
生きようとする、積極的なエネルギーが湧いてきます。
ダンボールでなくても他のものでもいいですよ。とにかく、
自分の身体の中に押し込めていた
攻撃的なエネルギーを、取り戻すのです。
◯
もうお分かりでしょうか?
人間は、本来の生命エネルギーである
攻撃力を抑制してしまうと、
どんどん生命力もしなびていきます。
極端なことを言うと、人間は動物なんです。
その動物である人間の中には、
もともと怒りや攻撃心や闘争心があり、
それは、
生命エネルギーでもあるんですよ。
弱肉強食の中を息抜く武器としての
生命エネルギーです。
それがいつの間にか悪のようにされてしまい、
人間の中から取り外されていきました。
その結果、人間は弱体化していきました。
脳の中の自分の物語が、消極的で、否定的で、弱々しくしなびていると、
体のエネルギーがなかなか湧いてきません。
それは紛れもなく、
誰かがあなたのエネルギーを奪ってしまったからです。
それとは、逆に大切な事は
おぎゃーと生まれた瞬間のあなたは(人間は)
その攻撃力も含めてたくましく、
生きるための生命エネルギーに、満ちていたはずなのです。
体は、そのエネルギーに満ち満ちていたはずなんですよ。
現代人は、この攻撃力を、著しく、抑圧してしまいました。
その結果、自分の抑圧されたエネルギーがシコリ、
自分の精神も体を衰退させてしまったのです。
それは体の中にいつもストレスとなり、
病気の原因になったりもしてしまいます。
わー、長くなりましたね、
でも、この脳と体の本来のメカニズムをわかっていただくと嬉しいです。
続きは次回かきます。
つづく。

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