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不安と怯えの正体を解き明かす3、体の中で抑圧されていたエネルギーを取り戻す。

ほんとみんな勘違いしてるけど、

頭の中を変えるには、体を変えなきゃダメなんですよ。

言葉で自分の生き方を変えようとしたり、

リラクゼーションやったりしてもね、ダメなんだよねー。

つまり、自分の、

🟢体を解放していくの。

解放して、本来自分の中にあった、

攻撃的で、ダイナミックな生命エネルギーを、取り返していくんです。

断っておくけど、それはね。

リラクゼーションとかね瞑想とかじゃないんだよ。

前回ネガティブな記憶が蘇った途端に、自分の体が萎縮するとかきましたが、

それが無意識のうちに起きるんですよ。

つまり、鬱にしろ、不安にしろ、怯えにしろ、

脳の中で凝っている、

自分の⭕️体の、対外的反応体なんです。

頭の中にイメージ記憶として凝ってしまい、

自分が怯えたり、萎縮したりする原因になっているのです。

だからこそ、

自分を萎縮させたり、脅かしたりした人間をイメージ,体の臨場感を持って追っ払うのです。

戦わずにいて、そのまま記憶に残しておくと、

それが何かの拍子によみがえって、

不安や怯えを起こしてしまうのです。

本来その人が持っている、

体のダイナミズムを抑制してしまうのですよ。

では、どうするかと言うと、

その記憶のイメージを体の中から叩き出してしまいます。

     ◯

私が考え出した方法は🟢段ボール叩きです。

段ボールをその人に見立てて自分の前に置き、 

新聞を丸めて、剣にして、

その人間との当時のイメージを思い出しながら、

その段ボールを叩き叩き叩き、

叩きつぶしていきます。

叩き潰しながら、

本当はそう人に言いたかった言葉を投げつけます。

もう罵詈雑言で良いですよ。

お前なんかやっつけてやる!

お前なんかの言いなりにはならない、

あの時、私がどんなに辛かったか!

もうお前なんかに負けない!

などなど、大きな声で叫びながら、

段ボールを叩いて叩いて叩いて叩き潰してきます。

自分の気がすむまで、叩きつぶしていきます。

そして、最後は、

もう二度と私の記憶の中に出てくるな、と、

その人間を許し、和解します。

※段ボールは何個か重ねて積み上げ、自分のおへそ位までの高さにして、

ガムテープなどでしっかり固定し、

叩いたときに、その手ごたえが、

自分の体、全身に伝わるようにします。

この叩く手ごたえが

大事なんです。

渾身の力で段ボールを叩き潰すうちに、

⭕️どんどん体の萎縮が取れていきます。

生きようとする、積極的なエネルギーが湧いてきます。

ダンボールでなくても他のものでもいいですよ。とにかく、

⭕️自分の身体の中に押し込めていた

⭕️攻撃的なエネルギーを、取り戻すのです。

      ◯

もうお分かりでしょうか?

人間は、本来の生命エネルギーである⭕️攻撃力を抑制してしまうと、

どんどん生命力もしなびていきます。

極端なことを言うと、人間は動物なんです。

その動物である人間の中には、

もともと怒りや攻撃心や闘争心があり、

それは、

⭕️生命エネルギーでもあるんですよ。

弱肉強食の中を息抜く武器としての

生命エネルギーです。

それがいつの間にか悪のようにされてしまい、

人間の中から取り外されていきました。

その結果、人間は弱体化していきました。

脳の中の自分の物語が、消極的で、否定的で、弱々しくしなびていると、

体のエネルギーがなかなか湧いてきません。

それは紛れもなく、

誰かがあなたのエネルギーを奪ってしまったからです。

それとは、逆に大切な事は

おぎゃーと生まれた瞬間のあなたは(人間は)

その攻撃力も含めてたくましく、

生きるための生命エネルギーに、満ちていたはずなのです。

体は、そのエネルギーに満ち満ちていたはずなんですよ。

現代人は、この攻撃力を、著しく、抑圧してしまいました。

その結果、自分の抑圧されたエネルギーがシコリ、

自分の精神も体を衰退させてしまったのです。

それは体の中にいつもストレスとなり、

病気の原因になったりもしてしまいます。

わー、長くなりましたね、

でも、この脳と体の本来のメカニズムをわかっていただくと嬉しいです。

続きは次回かきます。

        つづく。

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この記事を書いた人

作家。映画プロデューサー
書籍
「原色の女: もうひとつの『智恵子抄』」
「拝啓 宮澤賢治さま: 不安の中のあなたへ」
映画
「どこかに美しい村はないか~幻想の村遠野・児玉房子ガラス絵の世界より~」

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