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不安と怯えの正体を解く5、恐れないと言うこと。

不安と怯えは、まさに自分の脳が思い込んだ妄想でもあり、幻想でもあり、

それは、いわば頭の中で起きている⭕️非現実的な世界です。

では、現実をどう生きるかと言うと、

できる限り、自分の自然性に基づいて生きる。

自分の自然性を取り戻すには、シリーズ3で書いたように、

体の萎縮を外す。

本当は段ボールワークをやって、

⭕️思いっきり体の中に凝ってたエネルギーを外に出せると1番いいです。

それができない場合は、  

何か工夫して、自分の攻撃的な感情を外に出してください。

できるだけ⭕️自分そのままを外に向かって表現できるといいですね。

頭の中でこねこねと考えて、自分をコントロールしようとせず、

その時、その時の自分の⭕️正直な感情で生きることです。

そして、恐れないこと。

その人が恐れていたり、怖がっていたり、不安でいると、

それがそっくり他人には見えてしまいます。

たちの悪い人間なら、その弱さにつけ込んでくるでしょう。

そういう人間につけ込ませないためにも、

自分の中の攻撃心や闘争心を、封印にしないこと。

この恐れない自分を生きることができ始めてくると、

その人は内側からどんどん強くなります。

そしてね、⭕️全身で生きること。

この全身で生きることっていうのを説明するのがなかなか難しいけど、

つまりは、いつも、自分の心と体と感情とが一致していること、です。

よくよく考えてごらんなさい。

自分の頭の中で、あれこれとこねくり回している事は、

実は自分の妄想や幻想をこねくり回している事でもあるんですよ。

そうではなく、今自分の目の前で起きていることとちゃんと向き合って、

そこで正直な自分を表現していくことです。

そして、忘れないで欲しいのは、

人間の心の底には、いつも不安や冷えが漂っていると言う事なんですね。

そういう人間としての、元々の現象を受け入れながら、

しかし、何とか自分をよりよく活かしていく。

そういう知恵と工夫と勇気を持って、

頑張ってください。

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この記事を書いた人

作家。映画プロデューサー
書籍
「原色の女: もうひとつの『智恵子抄』」
「拝啓 宮澤賢治さま: 不安の中のあなたへ」
映画
「どこかに美しい村はないか~幻想の村遠野・児玉房子ガラス絵の世界より~」

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