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◆おもしろがり屋

私は自分のことを、日本一の面白がりや婆さんだと思っている。

まあ、日本一ってのは、はずみで、そう書いちゃったんだけど…笑!

74歳の今でも、新しいことが大好きて、好奇心がめっちゃ強い。

今までに見た事の無いものや、既成観念の意表をつくものに出会うと、

手を打って喜び、面白がるからね。

反対に、自分でも想像がつくものや、

なんだかちょっと才覚のある者なら思いつきそうだなぁ、と思われるものには、

あまり興味がわかない。

自分の頭の中には、それを見分けるセンサーがあり、

意外や意表をつくもの、常識などとびこえて、美しいものと出会うたびに、

心がおどる。

言っておくけど、美しいものには、なんとも言えない秩序がある。

それは、いわゆるお行儀がよいとか、序列的な秩序じゃなく、

そのものが持っいる本来のものが結晶した美しさですよ!

私の頭の中は、ある種の空間になっていて、

ガランドウのそこに、音や色や形や形にならないものが自由に、悠々と、

或は、素早く飛びかい、交差するのが、面白い。  

ある時、宮澤賢治の「わたくしという現象は」という言葉からハッと、

人間は現象なんだとわかった。

そのとたんから科学的というか、物理の世界観から人間の精神も肉体も、

更にその行為、行動もが、現象という、

つまり、光=波動でありドットの離合集散する現象として、

私のなかで現実化していった。

まさにひとつの電子現象として脳の中も、思考も言葉も、そして欲望も、

肉体は分子現象として、

意識は、抽象的な感覚や記憶が離合集散しておきる一回性の現象として、

自分が構成されているんだ、と分かっちゃったんだね。

とすると、執着することが、なんだかバカバカしいことのように思えて、

反対に自分はいつも新しいんだ、という、喜びというか、なんか新鮮にもので満たされた。

さらに素粒子の原子の世界は、常に、自分が解体され、新しく再構築され、

再構築されながらもゆっくり死へと成熟していくのだと思うと、

では、どのように成熟させていくのかにこそ、

唯一の私の意志が在り、

それこそが私が唯一持つ選択権であると思うのですよ。

つまり、私とは、私の先祖からさまざまに書き換えられてきた遺伝子が、

更に次の世代へと繋ぐために通過形としての私であり、

私が生きるプロセスにおいて、私流に書き換えることが、現世での役割であると。

となると、私は、遺伝子から、お前は、どう生きるのさ、と突きつけられているってことであり、

私は生きることで、私と言う現象のカタをつけなくてはならないのですよ。

現象と言うのは、無限バリエーションの中にあり、

だからこそ、私は、自分のおもしろがり癖が面白いと思うのです。

満開の梅並木❗️

満開の梅並木!

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田下啓子

21時間前  · プライバシー設定: 公開朝目が覚めたらすぐウクライナのことが気になりiPhoneとテレビをみる。74歳の私は戦後2年目にうまれた。だから、

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この記事を書いた人

作家。映画プロデューサー
書籍
「原色の女: もうひとつの『智恵子抄』」
「拝啓 宮澤賢治さま: 不安の中のあなたへ」
映画
「どこかに美しい村はないか~幻想の村遠野・児玉房子ガラス絵の世界より~」

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