キラキラと際立つウ・ヨンウの言葉!
以前、言葉は芸術的だと書いた。
いつも頭の中は、どうしたら美しい言葉を書けるか、
どうしたら言葉が音楽のように響くのか、そして、
どうしたら、真実を伝えられるかの、あれやこれやでいっぱいで、
いつも二人でそれを話している。
ところが、このドラマの中のウ・ヨンウの言葉は、明瞭に簡潔に、
彼女が思った事、感じた心そのままの言葉が、投げ込まれてくる。
だから、時に誤解される。
しかし、それは誤解する方が澱んでいる。
私達は知らず知らずのうちに、いつの間にか澱みに浸かり、
澱む事が当たり前になっている。
世の中はそういうもんだ、と思いこんでいる。
確かに、自閉スペクトラム症の彼女は他人の気持に疎く、
言葉の裏の思惑に対しては鈍く閉じている。
しかし私達も、あまりにも、無駄に他人の心を読みすぎてはいないか。
○
言葉はいきものであり、その音
も、呼吸も、微妙なイントネーションもが、そのまま相手に伝わり、その身体を突き抜けてゆく。
だから、素直に、そのままの心を差し出してくるウ・ヨンウの言葉が、時に鋭く、
時にあっけらかんと私達のからだを通り抜けていくのであろう!
真正面から「私は貴方が好きです」と言われたイ・ジュノ青年は、もうノックアウトだろう!
正直な彼女の言葉は、担当した裁判の最も本質的な事を言い当ててしまう。そして、彼女は法を愛していると言う。
そしてその法は、
人間を裁くものではなく、
生かすものであると彼女は考え、
天才的に、あらゆる法律を記憶したその才能が、独創的に発揮される。
法律のその言葉が、人間を愛している事を立証していく小さなひとりの女の子の、戦いがある。
最後に、ウ・ヨンウのこの言葉たちを、日本語に翻訳する訳者が優れている事は間違いない。
きっと彼らも、精一杯ウ・ヨンウの為に、日本語の言葉を探し尽くしていると思う。
是非、字幕スーパーでご覧ください。

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