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米津玄師君の才能!

❗️

娘に米津玄師君のミュージック・ビデオを見せてもらった。

いつも朝ドラ「虎に翼」の主題歌として聴いてはいたが、

改めて歌詞のテロップを読んで、

おーッと、その才能を感じた。

おゃっと思ったのは、米津君、

なんだか「歯ぎしりする修羅」の宮沢賢治に似てないかい?

例えば「口の中、はたと血が滲んで、そらに唾を吐く」など。

彼もまた、修羅なんだろ。

そして、

「100年先も覚えているかな、知らねえけれど、さよならまたいつか」

この「知らねえけれど」と言う言葉が

なんともリアルで、エッジが効いている。

宮沢賢治も、実は,修羅の自分を抱え、空に唾を吐きながら、のたうち回って苦しんだ。

決して優等生ばかりの賢治ではない。

米津君同様に、

うそぶく賢治もいたはずだし、

精神の放浪性や身の置き所がない悲しさなど、

内部から突き刺すような言葉を吐いた。

今回改めて、新しい若い詩人の才能にあえ、

私はちょっと嬉しい。

緩くて浮薄な言葉が氾濫する中、

ちょっと嬉しい。

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この記事を書いた人

作家。映画プロデューサー
書籍
「原色の女: もうひとつの『智恵子抄』」
「拝啓 宮澤賢治さま: 不安の中のあなたへ」
映画
「どこかに美しい村はないか~幻想の村遠野・児玉房子ガラス絵の世界より~」

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