なぜ10年も前に憲雄氏が退任した会社インテージに、
私がかくもこだわるか,というと。
金融経済(株主資本主義)に突っ込んだ会社が、
当然
社員の為の会社ではなく、
もっというと、人間の為の会社ではなくなる恐れがあると分かっていたからです。
金(株価)優先の会社になったとき、
何が起きるかを,
分かっていたからです。
当然そこは、憲雄氏が理想とした、
働く人々が、イキイキする場(フィールド)ではなくなります。
自由を保障され、意志や意欲やアイデアに溢れた会社ではなくなります。
悪くすると、上位下達のヒエラルキーや官僚化する組織の中で、
忖度が蔓延り、社員はだんだん萎縮したり、個人主義に、自分を閉じていく。
はっきり言うと、
そういう場(フィールド)で、生産性が上がるはずがないのです。
会社の中がトゲトゲしくなり、成績のみでの圧力がかかったり、
悪くすると社員同士の軋轢が生じます。
そして、
失望した社員が次々に去っていく、
息苦しい会社になってしまう。
そういう心配をし続けたのが、この10年です。
会社は株主の為にあるのではない。
会社は額に汗して働く社員の為にある。
もっというと製品をかってくださるお客様の為でもあり、
その会社を支え取り巻く、関係企業や事業所や地域社会の為に、
あるのです。
そしてそれを応援し,会社の成長と業績をみまもり、
産業を育てる為に出資するのが、
本来の株式投資です。
◯
今やっと、日本社会も日本人もが
金融経済がいかに不条理で、
人間を抑圧するものであるかに、
気づき始めました。
10年間、憲雄氏も胸を痛めながら
そして側で私もそれを見守りながら
耐えてきました。
さーもう、私の堪忍袋の尾を、
切る時が来ました。
そして憲雄も最後の時間がきて、
私の時間も残り少なくなりました。
だからこれからは、
この日本社会が困難を乗り越えて、
素晴らしく生まれ変わる為に
どんどん爆発しまーす。

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