人間はさまよい続けるしかないのかなぁ〜という夢を見た。
目が覚めてからそれを追想しながら、いやいや,人間は、解決しながら進むしかないと思う。
今から考えると、やっぱりその通りだなぁ〜と思いあたることがある。
ずっと以前、脳科学者の茂木健一郎の本を憲雄氏に紹介した。
これからは脳社会がくるよ!と渡した。
確か「脳と創造性」という本だったと思う。
それから何年か経ってインテージの主催する会で茂木氏の講演をしたことがある。
その日、帰ってきた憲雄氏にどうだった,と聞いたら、
講演15分前にアタフタとやって来て、口から出まかせの事を話していったと、苦笑いしていた。
えーっとその意外な反応に私はびっくりした。
つまり憲雄氏は茂木氏を評価していないということだね。
ただその後読んだ茂木氏の本に、
マインドフルネスを推奨するような事が書いてあり、
私もガッカリした。
更に茂木氏と堀江健一氏の対談本でマーケティングについて語っていた内容についても、
その本を憲雄氏にみせたら、
マーケティングはそういう安易で軽薄なものではない、と苦々しく否定された。
今から考えると,まさに、その通りだと,私も思う。
人間も、ものごとも、そう安易ではないのである。
◯
人が変わる,という事は、或いは、
自分の中を変える、ということは、
その人の脳神経システムや、遺伝情報を克服する、という事です。
マインドフルネスとか◯◯◯チングなんての簡単なことではない。
ま〜それらによって、
一時期、発想法が変わったり、気分が変わったりするけど、根本が変わらないので、またもとに戻ってしまう。
人間は、
遺伝子情報によってバイアスがかかっている自分の意識、思考、行為、行動の、傾向現象が、
一生まとわりつく。
それを変えるには、一生かかるくらい、難しいことでもある。
つまり人間は自分の脳に刻印された遺伝子情報と格闘しながらしか生きれない。
しかしその情報にバイアスがかかっているから苦しい!
しかし、その苦しさこそ、
その人間が自分を生きながら獲得していく、
知恵と知性の種になる。
そしてその苦しさを、
いかに解決して行くかこそ、
その人間を成熟させて行く。
つまり人間は、自分の苦しみに
直面するしかないんだね。
そして、その苦しさと格闘しながら、
自分で解決する道を、
考察し、見つけるしかない。
いや見つけなきゃダメなんだよ、
自分でね。
そして答えは
自分の中にある。
この間6と7で私に起きた、
私の脳がおりなす奇跡や神秘現象(本当は神秘ではない)
について書いたが、
そこに脳の凄さがある。
だから
直面してはもがき、あがけ,そして
耐えながら、
追求しろ、と私は言う。
その格闘と葛藤の中でこそ、
脳に新しい神経回路が生まれ、また
脳システムが微妙に変化していく。
つまり自分が変わっていくのである。
自分の苦しみをゴマかしても,
逃げてもいけない。
反対に、
自分の偏り(脳のバイアス)を、
しっかり突きとめること。
自分と向き合うことは、
自分という人間が,どんな人間であるかを、
突きとめることである。
そこには、苦々しい自分、目を背けたくなる自分、
なんとも情け無い弱い自分,鬱の自分、
反対に勝ち気ばかりが先行する自分
我が強くてどうしようもない自分などなどを、
目を凝らして見るしかない。
勿論自分のコンプレックスも、
ちゃんと見る。
しかし
自分を突きとめたら、そこに「解(答え)」がある。
残念ながら茂木氏は脳学者でありながら、
そう言うこともわかってない。ということを、
憲雄氏が見破り、苦笑した、ということですね。
茂木氏のメディアでの軽挙迷走というか、余りに上から目線の軽率な発言は,
彼が持つ大衆コンプレックスにあると、私は思うけど。
そしてこのシリーズ6と7で書いた私の頭の中で起きたことは、
誰にでも起きうる脳の作業であること。
ただし、それには、
その人の脳の中の、
データ蓄積の
時間が、
必携であること。
自分の中に、
いかに、たくさんの経験と知識を積み上げていくか、です。
そしてコツコツと、
厄介な自分を生きることですよ。
そして脳は裏切らない、
ということですね。
◯
憲雄氏は私に起きたら奇跡の一部始終をみていましたし、また
彼自身の中にも、
同様のことが何度も起きたと思います。
だからこそ、
社員それぞれの中にあるポテンシャルを、
確信していたと思います。
つまり社員の皆さんの
コツコツと積み重ねた仕事の中にこそ、
イノベーション(奇跡)の種も芽も
あるということですね。
がんばろうね。

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