YouTubeなどを見ると中国アレルギーが凄いね。
そして殆どが感情的な反応の域を出ていない。
中国のあの上から目線の物言いにはムカつく。
それは昔からある中華思想いわゆる中国as No.1であり、
またそれは劣等感の裏返しだからね、
愚かとしか言いようがないレベル。
しかしそういう私に憲雄氏は、
日本だって戦後は猿真似日本といわれ、アメリカを真似したりパクったりしていたじゃないか、と、
たしなめた。
それに感情的に中国を見てしまうと、もう、何も見えなくなる。
そうではなく、
中国という茫洋とした器の中に何があるかを、
隅々まで見渡して見ないとダメだと思うようになった。
アメリカをはじめとする先進諸国と中国の違いは、
民間が投資するアメリカや資本主義諸国と違って
中国は、
国家が投資をしていく,というスケール感である。
お金の注ぎ込み方が桁違いであること。
憲雄氏の話では、すべてにおいて、
民主主義国家は時間と手間がかかるが、
独裁国家の中国は、
国家権力がブルドーザーのように、
問題を片付けてしまう。
民主主義国家は、時間と手間がかかる代わりに、
根がしっかり根付いてゆくが、
共産主義国家は、上から押し付けた分、根付いた根が浅く、また先端と後ろの落差がありすぎる。
結果的に国家という土壌に国民が、
本当に根付くのではなく、ハリボテになってしまう。
言われて見れば、今の中国はその通りになっている。
やたらテクノロジーには大金を注ぎ込み確かに先端科学は進んいるが、
社会の内実を整える民衆を育てているとは到底思えない。
社会を整えてゆくとは、高層ビルを建てて、都会化することじゃないよ。
むしろ中国では都会の退廃がもう始まっているらしい。
都会と地方との落差も去ることなら、
社会を貫通するや民意の信頼関係を育てていくには、
余りにも強権的すぎる。
文化大革命で傷ついてしまった民衆の中にある、
国家と人間不信を払拭するには、
あと数十年はかかるだろう。
中国はまだまだ外枠だけで立っている幻想国家だ。
そんな中国をしっかりと見極め、更に、
どうしたら中国がしっかりとした内実の経済国になりえるか。
この幻想の共産主義国家を、
いかにに導くか。もしかしたら憲雄氏はそう考えていたかもしれない。
憲雄氏が生きているうちに,もっと訊いておけば良かったと思う。
真の繁栄とは何か。
よくよく中国を見ればまだまだ足元は危うく、
内部には矛盾が満ち満ちている。
下手に過大評価せずに、
恐れず、
しっかりと見据えることだ。
その点、中国を見守る憲雄氏の視線のスケールは、
大きかったなぁ〜と、
思います。
写真は中国の大学で講演する憲雄氏です。


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