日本人は、本当にバカげた事を信じ込んでしまう⁈
本当に馬鹿げたことですけど、良い大学に入って、大企業に就職できたら、人生は安泰で、幸せになれる!
あたかもこれが真理であるような、そういう思い込みをしてきたのが、
戦後社会です。
そういうことを、
頭が良いことだと勘違いしているのが、多くの日本の国民でしょう。
勉強ができることや、成績が良いからといって、それが頭が良いと言うわけでは無いんですよ。
試験勉強ばっかりに頭を使ってると、いわば試験勉強に適応した頭になってしまいます。
こういういわば企画的な頭を、官僚的といいます…苦笑!
頭が、こういう企画的な頭になってしまうと、
そこからは決まりきったこと、決まり切ってやり方で処理すると言う、
なんとも創造性のない、
型にはまった頭になっちゃうんですよ。
つまり、創造性より、答えが出ているものを、上からなぞるだけの頭になってしまうのです。
残念ながら、日本人の頭の中は、
明治維新以来、出世のイメージが、官僚になることだという勘違いがあるらしい。
だから、いまだに東大東大って、東大に行ったら、何かいいことがあるみたいな勘違いをしてます。
明治、日本が近代国家になっていくために、
たくさん官僚を育てなければいけませんでしたから、
東大で育成された青年が、
大蔵官僚になっていくのが出世の道でした。
そういうこともあって、今だに
なんかエリート大学に行くと、官庁や、大企業に就職できて、そこから出世の道が開けるみたいな勘違いが、
世の中で現象化したのでしょうね。
これはね、ちゃんと考えることができる人から見ると
本当に滑稽なことです。
本当に漫画チックなことですけど、
そういう学歴信仰が、もう世の中じゅうに蔓延しましたねぇ。
その一番犠牲になったのが子供たちです。
多くの才能豊かな子供たちが、
そういう親の思い込みによって
その芽(才能)を摘み取られていきました。
本当はねー、
学校で勉強して帰宅したら、今度は
その倍くらい遊んだらいいのです。
1番良いのは、親の目も、学校の目も、社会の目も届かないところで、
子供たちが自由奔放に遊ぶことです。
残念ながら、今の日本が、政治的にも、経済的にも、どん詰まりになってしまったのは、
社会が学歴信仰して、
頭でっかちになった役人や政治家や知識人たちを、
優秀だと勘違いして、
それらの連中を、
社会で優位なように扱ってしまったからです。
今ね、世の中では、トランプがどの、経済がどうの?、格差がどうの、自民とかどうの、言ってますけど。
実は、こういう
頭でっかちの奴らに引導されてしまった日本の社会が、
見事に崩壊し始めているんですよ。
それは、世界的な現象として、アメリカも西欧諸国も、みんな、
同じ現象を示しています。
昨日も書きましたが、
人間は、もともと人間に備わっているその生命装置の基盤にある、
知能、機動力、そして生命エネルギーによって生きる時こそ、
力を発揮してきます。
人間の脳と体が、著しく作動し、交差しながら、
その生命を活かしていきます。
体が生き、脳がたくさんの、
広くて、深い知識と経験値を収集し、
それが脳と体によって編集されていきます。そこに創造性が生ま
れます。
そして前頭葉が少しずつ成熟していきます。
前頭葉の成熟には時間(年数)がかかります。
具体的に言うと、例えば10代でヤンキーだった青年が、
歳を経るにつれて、世の中がわかっていって、
やがて味のある人になっていく、と言うふうに、です。
前頭葉は経験したこと、感じたこと、思ったことを集積しながら、
時間の経緯とともに、成熟させていくのです。
つまり人間は、経験した後で、少しずつわかってくるんです。
だから、幼児期や少年期や、青年期の経験や体験が、
どれほど大切であるか、なんですよ。
それをみごとに彼らから奪ったのが、
学歴信仰と大企業信仰です。
◯
さぁ、いよいよ社会がひっくり返ってきます。
学歴や、大企業信仰とは関係なく、
体を張って体あたりで実力で生きてきた人々。
困難に直面しながら、自分の頭で考えてきた人々。
その豊かな経験値と経験値と、思考力が、
次の時代の大きな原動になっていきます。
私ね、若い頃から、この学歴社会が嫌で嫌で仕方がありませんでした。
そして、私自身が、見事に、この学歴社会から弾かれて生きてきました…笑!
私にしてみれば、こんなアホなことが、まかり通り、それが成就するわけがないと思ってきました。
そして、まさか、私の人生最終期に、
その結末を見るとは思っていませんでした。
今、見事に学歴信仰と、知識人優位の社会が砂塵になろうとしています。
さー、これから何を起きて、何が始まるんでしょうかね。
つづく。

コメント