今日は原子のお話です。
私達の脳も身体も素は原子です。
特に脳の原子は、実は脳のうちと外が、同時進行にと繋がっていると言う事が、
ペンローズの「量子脳理論」であきからかになっています。
難しいのでチョー簡単に、
大胆に色々省いて(笑)お話しします。
実はこのペンローズの「量子脳理論」の世界というのは、
道元の言う「全機」の世界とあい通じるのです。
道元の「正法眼蔵」の中の「全機」を読み終えた時、私は感動して
次のような言葉を書いています。
「すばらしい、私たちは、シンフォニックにいきている。」
シンフォニーとは交響曲のことです。そしてそれが、
オーケストラで奏でられる様子が咄嗟に私の中に浮かんだのです。
つまり、私達の脳の中は、
まるでシンフォニーのように、
さまざま要素(情報)が立ち上がっていく世界だと。
どうぞ、オーケストラがシンフォニーを演奏する場面を想像してみてください。
オーケストラの中の色んな楽器の音が少しずつ立ち上がります。
そしてそれがだんだん規模が大きくなり、
最後には全楽器が参加する壮大な曲となり、私達の前に立ち現れてくる。
もーチョー簡単に書きますが、
私達の頭の中も、
さまざまなデータが現れ、接続され、それが少しずつ統合されていくうちに、
データの単小な次元から,思いがけい高い次元へと帰結して行きます。
思考の深化や、ジャンピンが起きてきて、徐々に投データが統合されていくのです。
つまり、矛盾することや、違和なことや、理屈ではありえないことなどが、
さまざまにシャッフルされながら
一段高い次元で統合された「解」となり、
意識の中に閃いてきます。
これはシュレディンガーの相矛盾することが,同時に起きている、という理論や、
ペンローズの理論の、ミクロの原子の世界では、まったく逆の事が、
同時進行におきており、それは
時間の制限をうけずに存在する、ということと、
一致します。
平たく言うと、
私達の脳の世界では、
私達の遺伝子
過去の世界がたくさん凝縮されている世界と、
今起きている現象の世界と、
これから起きるかもしれないシュミレーションの世界の、
綜データが、それぞれ、オーケストラのように立ち上がり、
シンフォニーのような豊かな世界として現れ、
やがてひとつの「解」へと帰結していく、と、
言うことです。
どうでしょうか、イメージできましたか?
矛盾することも、逆なことも,理屈に合わないことも、過去もみらいもすべてが、
同時進行に、
「今」という瞬間に、起こっている。
それはまさに量子コンピュータの世界でもあります。
しかし大事なことは、
私達は、コンピュータのように、
限定された目的の為に、
脳を使っているのでは、ありません。
私達の脳は、私達の全存在
全機
として、
脳が常に働いてくれているのです。
美味しいものをたべたり、美しいものを見たり、
心安らぐ景色で癒されたり,という、
親しい人々と交流したり、
いわば、
この世の利益損得などとは関係なく、
人間の心の働きとして、
存在の創り出す世界として、
全ては、
脳(身体)のなかで、
紡ぎだされているよ、と、
道元は言っているのです。
そのことを道元は「全機」の章の中で
「生きるとは、人が船に乗るようなものである」と、書いています。
今日は、とても難しいことを書いたので、
この辺にして、
船のことは、次回に書きます。
つづく。


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