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今、ここから始まる、その1、21世紀こそは人間の叡智を駆使する時代であること。

今、ここが考え時なんだ。

今が始まりなんだ。

人間はもはや莫大なエネルギーなしには生きれなくなった。

そして今、文明の大きなツケという反動が起きている。

一方、産業においては、

人工頭脳の科学万能世界がはじまり、

他方では脳科学により、

人間とは何かが科学的に解明、明らかにされていく時代が

始まっている。

しかし一般社会ではまだまだ、人間が思い込んだ古い社会観

つまり今回のプーチンのように

・領土に固執する社会観や

・自己的利害の優先に捉われる社会観や、

・人間が本能的感情(敵対心などの攻撃性)や

欲望(支配欲や所有欲や、快楽欲等)に

支配されるという人間観が

未だ世界の半分に残っている。

それは、

ネガティブな感情や人間不信や、絶望感のほうが

いわば強迫観念のように

強く人間心理を支配している人間観である。

残念ながら、いまだこの古臭い社会観が、

まだまだ日本の世の中でも

蔓延している。

では新しい人間観、社会観とはなにか。

人間とは

・自立した個々の脳を持ち、

・それぞれが関係しあいながら、

・社会や世界を作りながら生きている。

・社会は世界は或る種の共同性を共有しながら成立している。

人間は

・生きるプロセスにおいて、

・その脳のデーター世界の内容を広げ、深め、そして

・常に個々の脳データを編集しながら、一瞬一瞬を生きている。

まさに人間は、断絶を介しながらしか生きれないが、

しかし周囲との関係性の中から、

他者、および社会における共通性や共同性の

データを収集しながら生きているのである。

そして

誕生(生)から死(滅び)までの

・エントロピーシステム(滅びへのシステム)の中を

しかし常にこの滅びに向かうこの原理に●抗しながら、

●考えるという高次な脳を使いながら、

人間は生き延び、

文明と文化を構築して、歴史を紡ぎ進化を遂げてきたと、

私ば確信している。

ただ、今は、

現代のこの文化と文明が、

果たして人間にとって善きものであるか、ないかを、

検証しなければならない時代に入っている。

プーチンはまさに古臭い、そして強迫的な人間観や歴史観の中で

戦争を始めている。

さらに、世界ではまだまだ半分以上の国が、

この古い人間観と社会観の中にある。

20世紀はランドの時代、つまり国々の時代、

そして戦争の時代であった。

しかし、21世紀こそは、科学技術と伴に、

●人間の叡智による、

平和と分配の時代を目指す時代の始まりでもあるのである。

今起きているウクライナ戦争の根幹にある、

プーチンやその他の、独裁、および覇権主義、さらに文化の未成熟な国々の

大きな反動も、一つの現出する人間と社会の、反動現象として、

人間は乗り越えていかねばならないと、

私は考えている。

人間の叡智を駆使することは、

●武器や爆弾を進化させることではない。

そういう古くさい、人間の抗争から、いかに人間が解放され、

更にさらに、人間とはいかなるものか、

人間が幸福になるためには、いかなる社会を創ったらいいか。

このままだと、人間も地球も滅びにむかってしまう。

人間は考える葦(パスカル)でもである。

人間がその脳を賢く駆使しとその叡智を結集し、

そして人間が安心して、穏やかな世界を構築するために、

今、

心あるものたち、世界中の知性ある人々は

考えなければならない。

その先頭に、日本は立ってほしいです。

そしてそれは今、

ここから始まると、願う。

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この記事を書いた人

作家。映画プロデューサー
書籍
「原色の女: もうひとつの『智恵子抄』」
「拝啓 宮澤賢治さま: 不安の中のあなたへ」
映画
「どこかに美しい村はないか~幻想の村遠野・児玉房子ガラス絵の世界より~」

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