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◆お見舞い品を、くれないでください。

昨日、やっと主人がデイケアにいきました。

3月の末の発病以来、余命1年と告げられました。

以来、毎日神経の休まる日はなく、やっとここまで漕ぎ着けたか、と思った矢先、

もう力尽きるような事がありました。

本当に困っている事なので、正直に書きます。

脳腫瘍の後遺症で、脳が壊れてしまった主人は、

逸脱行為をしてしまい、目を話すと何をするかわからない、と

いう状態です。

また、すっかり筋肉が落ち、

よろけながら歩く彼が、

転んで頭をぶつけたらおしまいでですから、

転ばないように常に、ついて歩きます。

夜は3、4時間おきにトイレに行きオムツを替えます。 

※病院から貰った長時間の睡眠薬を飲むと、

昼間も目がうつろになり、このままだと廃人になってしまうと思い,

それは飲ませず、その代わりに、夜、

彼のトイレに付き添っています。

さらに糖尿病の為に、糖質制限の食事をつくらなければならず、

本当は、私も、身体も頭の神経も、ぼろぼろの状態です。

毎日ブログを書くので、

元気なように思われると

思いますが、

実は書いている時だけ、

余計な不安や心配が頭の中をめぐらず自分に集中でき、ホッとします。

そんな中、お見舞いをいただくのが本当にしんどいです。

お見舞いは主人の事を思ってくださり、本当はありがたいのですが、

私も娘も、フルーツアレルギーで、果物をたべません。

箱で送られてきた果物が冷蔵庫いっぱいなり、

腐ったそれを始末するのもしんどいです。

糖質制限の中、お菓子も殆どたべませんから、

一枚ずつプラスチックの包装を分別して捨てる手間がしんどいです。

お酒も全部捨てました。

そんな中、

昨日、ピンポンが鳴り、外に出てみましたら、

大きな水槽にメダカが入っているのが、置いてありました。

お見舞いの手紙が添えられており、電話番号が書いてありました。

もう120%介護で、手一杯の中、

メダカの面倒を見ることは不可能ですので、

すぐ電話をして、お引き取りをお願いしました。

しかしその方は、

いいから、いいから庭に置いといてと言い、

何度も何度も懇願するように、

介護で手一杯だから引き取って欲しいと言う私の言葉には耳をかさず、

最後には、ときどき餌をやってくれればいいから、と、

押し切られました。

実は庭も、庭にでる暇も気力もなく、

庭師さんに頼んで、植物は殆ど引っこ抜いて貰った状況です。

仕方ないので、

メダカは、サイトでメダカ屋さんを探し、

主人が帰ってくる時間を気にしながら片道30分かけてお店に行き、

引き取って貰いました。

もう、怒りと悲しみが、どって押し寄せてきて、

気力が失せていきました。

が、せっかくの始めてのデイケアです。

エイッと気を取り戻して、

デイケアの皆様に感謝して、

帰って来た主人を迎えました。

本当に、お気持ちは感謝いたしますが、

どうぞ、

お見舞いの品は、ご勘弁ください。

お願い致します。

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この記事を書いた人

作家。映画プロデューサー
書籍
「原色の女: もうひとつの『智恵子抄』」
「拝啓 宮澤賢治さま: 不安の中のあなたへ」
映画
「どこかに美しい村はないか~幻想の村遠野・児玉房子ガラス絵の世界より~」

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