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高度テクノロジーのゆくえ考!

私はことさらエコやオーガニックを唱える人間ではありません。

むしろひとつの事に拘泥したり、偏ったりを良しとしないことを信条としています。

なぜなら、人間は皆、考える力があると思っているからです。

がしかし、

とんでもないニュースが入ってきたましたので、是非考えていただく為に、書きます。

ご存知の方もおられると思いますが、

日本では60年くらい前から、米、酒米、大豆、野菜、果樹、花などに、

放射線を当てて突然変異をおこさせて、品種改良する

「放射線育種」と言うのが行なわれてきました。

私が鮮明に覚えているのが、放射線を当てて新芽が出ないようにしたジャガイモのことです。

※放射線育種については商品に表示する義務はありません。

まあ、消費者の知らないところで、経済の為でしょうか、

そういう事が行われていたのですが。

最近は放射線育種はゲノム編集に比べて手間もコストもかかるという事で、やらなくなったのではないか、と推測されています。

ところがここに来て、肥料の輸出国であるウクライナの情勢やなんだかんだで肥料の高騰が続いています。

それに対する苦肉の策として、

下水道の汚泥から肥料を作り出す研究が始められ、もうその肥料が販売され出したらしいのです。

しかしご存知の通り下水道の汚泥には、重金属が含まれており、 

その中にはあのイタイイタイ病の原因であるカドミュウムもあるのです。

そのカドミュウム対策として、

放射線をかけた育種米は、カドミュウムの吸収をしにくくなるという理由でお米の放射線育種がつくられ、

それを2025年から某県と某県で主力品種として栽培することが確定したという事です。

私はこういうことで皆さんの不安を煽りたくないので、県名は書きません。 

もしこの育種が主力品種として確定されるとおそらく多くの人は、

どんどんそっちへ流れていくと思います。

勿論それなりの安全基準は設けられると思いますが。

安全基準があったとしても、放射線育種のお米を毎日食べて良いものかどうか…。

     ◯ ◯ ◯

私が問題に思うのはテクノロジー社会が進むという事は、

こういうことである、と言う事です。

つまり、

A I社会が進めば進むほど、今回のお米だけではなく、

さまざまな事が本質的な解決ではなく目先の解決として、

テクノロジーが用いられて行くでしょう。

果たしてそれは、人間の為になるのだろうか。

その一方でますます社会は人工物だらけになり、

私達はお米だけではなく多くの自然のものを失っていくのではないでしょうか。

そう思うと、全く自然の産物である自然栽培のお米と、

それを作る技術がいかに貴重であり、

なんとか生き残ってほしいと私は思うのです。

社会の殆どが高度テクノロジーに流れていけば行くほど、その対極に、

最も自然なるものを残しておかねばヤバいと私は真剣に思うのです。

そんな事を真剣に考えるなんて、

おかしいでしよ。

自分でもつくづく変な人間だと思います…苦笑!

そんな中で、

自然栽培の技術が生き延びてゆくにはどうしたらいいか。

それも単なる理想ではなく、

現実的な経済の問題として、

つまり自然栽培がいわゆる成長経済産業としてあらねば、

絵に描いた餅で終わりかねないと、

私は考えこむのです。

その為には経済戦略が必要です。

その為には、

試行と考察を重ねながら

その経済基盤を作り出して行かねばと思いますが。

残念ながら私にはその頭脳も力も実績もありません。

私に出来る事は、こうして書いたり、能勢広監督にお願いして、映画を作ることしかできません。

ただただ、一人でも考えてくださる方のために、

こうして書いています。 

変な人間です。

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この記事を書いた人

作家。映画プロデューサー
書籍
「原色の女: もうひとつの『智恵子抄』」
「拝啓 宮澤賢治さま: 不安の中のあなたへ」
映画
「どこかに美しい村はないか~幻想の村遠野・児玉房子ガラス絵の世界より~」

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