いまだに日本的ヒューマニズムという次元から脱せない日本のクリエイティビティー。
なぜなら日本は作る人も見る人も、世界水準から
完全にガラパゴス化しているからです。
更に現代の脳科学の水準でいうと、
もうそのレベルの低さに絶句します!
例えば「VIVAZAT」では、主人公が二重人格(解離性同一性障害)で出てきます。
そして裏の人格がいかにもネガティブな扱いです。
いまだにまるで19世紀の小説ジギルとハイドのような扱いです。
人格の障害を安易に劇画調に扱っており、
あまりにも,障害に対する偏見が酷い。
反対に韓国ドラマでは、
自閉症スペクトラム障害のウ・ヨンウ嬢は、
ドラマの中でその障害が、
ひとつの才能として評価されています。
そして彼女のその才能は社会の一角で、
大変優秀な働きを担います。
障害に対する向き合いかたに
韓国と日本では、
こんなに違いがあるのです。
二重人格というレッテルに、
なんの疑問を持たず、
日本は、相変わらずの古い認識で,ドラマの脚本を書き,演出するという、
レベルの低さです。
みなさんお分かりかと思いますが,
もう、時代が違うのです。
日進月歩で進む脳科学は,
今までの私達の
人間認識を
根底から変えています。
ところが日本は、
作り手も、見る側もその科学知識が全くなく、
一般的な人々の科学知識の文化水準が、
大変遅れています。
亡くなられた立花隆さんは,日本人の文系の人間の科学知識は、
中学生レベルだと、嘆いておられた。
これも受験から起きる弊害です。
私達視聴者も勉強しなければいけませんね。
いつまでも、漫画,劇画、空想アニメ、
そして日本型ヒューマニズムでは、ダメなんですよ。
逆に、
これほど荒んだ日本社会の古い序列意識や、人間心理の闇や、
社会に蔓延してしまった他人の顔色を伺い,忖度する集団心理のゴミや矛盾や劣化こそを、
赤裸々にドラマ化して、
日本中を大掃除しないといけません。
それこそ、脚本家と演出家には、
ドラマで、大いにメスを奮ってもらいたいです。

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