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田下憲雄とイノベーション5、イノベーションはまるでシンフォニーのように立ち上がる!

憲雄氏も私もイノベーションというものが決して容易いものではなく、 

また、確実なイノベーションほど、

しっかりした基礎が必要で、

その上に築かれた緻密な細部をもってイノベーションが立ち上がってくると考えている。

逆にこの間の時代に起きたITイノベーションのなんと粗末で貧相だったかと思う。

ジャンルによっては確かに素晴らしいテクノロジーを出現させたが、

国民みんなが躍動するようなイノベーションは起きていない。  

だから経済も停滞した?

違うかなぁ〜⁇

国民みんながその成功で、

昂揚感や幸福感を味わえるイノベーションでないとダメだと、

私は思うけど。

イノベーションのイメージはなんとなくオーケストラのシンフォニーを思わせる。

最初は個々の楽器から少しずつ細部の音が立ち上がる。

その楽器は次第にメロディをかたちづくり主題旋律が現れてる。

主題は更に展開したり変調しながらそこにエネルギーの渦が沸き起こり

作品が立体化されていく。

最後はすべての楽器の音がフィナーレへと向かって驀進してゆく。

シュンペーターも憲雄氏も、イノベーションには、前があるとかいている。

それが時間とともに熟してゆき、さらに、 

🔴沸点に達した時に

おおきな質的大変化(爆発)がおきる!

それはベートーヴェンやブラームスが、

10年20年を掛けてコツコツと音符と格闘し作曲したシンフォニーと同じで、だから、

確固として時代を牽引していく音楽になった。

そしてその音楽を演奏する個々の奏者を指揮する指揮者が、

会社でいえば社長であり、

全ての社員(奏者)を引き連れて、

イノベーションをおこしてゆく。

まさにイノベーションって総合力というか、

とても立体的なんだよねー。

次回は頭の中のイノベーションによって,私の中に起きた奇跡的なことについて書きます。

是非、お読みいただけると、嬉しいです。

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この記事を書いた人

作家。映画プロデューサー
書籍
「原色の女: もうひとつの『智恵子抄』」
「拝啓 宮澤賢治さま: 不安の中のあなたへ」
映画
「どこかに美しい村はないか~幻想の村遠野・児玉房子ガラス絵の世界より~」

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