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ちょうど氷河期世代のことを書こうと思っていた。

私の元アシスタントのツッチーと娘と私で「田下エンタープライス・企画室」というのをやることになりました。

その第一企画として、元漫画家志望のツッチーに、

氷河期時代に就職を失敗してニートになった女の子を主役にした漫画を、作ろうと相談していたところです。

氷河期世代はいわば時代の犠牲者でもあり、それは単にバブル経済の破綻や新自由主義金融経済の犠牲になったというだけではなく、

私はそもそもが、学歴社会と受験戦争の犠牲者でもあると、思いますよ。

大事な子供期、青春期を受験勉強で潰され、さらに青年期には、日本経済で捨てられた同様になったのですから。

彼らの胸のうちがこの社会に対する矛盾や不信や呪いに冒されてしまうのは当たり前のことです。

だから、ツッチーに、その無念をはらすような漫画を書けば、と、そそのかしたのです(笑い)

そして「X]で氷河期のことをかいた脳学者の中野信子氏が炎上しているという事を読みました。

おーいよいよ時が来たかと思いました。

ツッチーもそうですが、氷河期で苦い思いをした青年たちは、

日本は何を間違えたかも、何に汚染されたかを身に染みており、

彼らが味あわされた不条理を、痛いほど分かっているでしょうから、

それに対する徹底的な批判と糾弾をし、

日本を洗いなおしてこそ、この国の未来が拓けると、私は確信します。

彼らの労働力も活かせたらなぁ〜と。

というわけで、不肖私も「氷河期世代をナメんなよ」を書き始めたというわけです。

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この記事を書いた人

作家。映画プロデューサー
書籍
「原色の女: もうひとつの『智恵子抄』」
「拝啓 宮澤賢治さま: 不安の中のあなたへ」
映画
「どこかに美しい村はないか~幻想の村遠野・児玉房子ガラス絵の世界より~」

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