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◆ちいさなパン屋と宿「月noco」訪問記その3

人と人は助あわんといけんね~。

人と人がバラバラになったら悲しいね~。

なにか今、人が失いそうになっているそんなことが

この、茂木の小さな宿には温もっていましたよ。

「どこかに美しい村はないか」

 どこかに美しい人と人との力はないか

 同じ時代をともに生きる

 したしさとおかしさとそうして怒りが

 鋭い力となって たちあらわれる

(茨木のり子詩 六月より)

介入しあうのでもなく、

さぐりあうのでもない、

そんな人と人の繋がりが、

ささやかないたわりの中で

次第に大きな力となってゆく。

そんな種が今、この茂木の山間の、

小さなパン屋と宿屋<月noco>のまわりで、

撒かれているような気がしましたよ。

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この記事を書いた人

作家。映画プロデューサー
書籍
「原色の女: もうひとつの『智恵子抄』」
「拝啓 宮澤賢治さま: 不安の中のあなたへ」
映画
「どこかに美しい村はないか~幻想の村遠野・児玉房子ガラス絵の世界より~」

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