誰もが同じ流行り物にはまり、
他人の目を気にし、
逸脱を怖がり
多様性とか、個性を大事にするとか、口当たりのいい言葉をならべながら、その実は、
狭小な意識と検閲的価値観の
枠の中に自分をはめ込んでしまう。
また子供達や他人を嵌めてしまう。
そして、世の中は、どんどん閉塞していきましたね。
ひとりひとりの脳は<個絶>しているという事は、
何度も何度も書きました。
脳の原理から言うと、
人間は自分には関心が有りますが
他人のことなどどうでもいいのです。
ひとりひとりは,まるで違う脳世界をもっといるのですから。
そういう風に、人間を枠の中に入れれば入れるほど、
その人間の能力にはブレーキが掛かり、
生命力も抑圧されるのに決まっています。
確かに,人間はある秩序や共同性が必要ですよ。
そして他人を尊重し,仲良くすることも大切です。
しかし秩序も共同性も仲良くすることも、
ほどほどでいいのです。
社会の秩序も掟も、
ゆる〜いゴムのようなものでいいのです。
そして、
私達が、自分が恐れているものや、
警戒している事のほとんどが
思いこみであることにきづいたら、
生きることは随分楽になります。
また、反対に学歴があったら出世するとか、
生活が保障されるなんてことも、思いこみですし、
社会で能力や価値を生み出すのは、
その人がいかに、
自分の等身大の力を発揮していくか、です。
等身大の力を発揮していくには、
自分をしっかり見渡し、
自分の個性や能力,
そして限界をも、
ちゃんと心得ながら、
それより、10センチ上くらいを目指して努力することかな。
1メートル上を目指すと失敗するよ!
そして、
それよりも何よりは、
自分の個性を楽しみ、
面白がり、
自分の底力を信頼して、
他人をも信頼することかなぁ〜。
◯
現代は偏った情報に翻弄され、
他者も自分をも懐疑する、
とても生きにくい時代だと思います。
なんとかしなくてはね。

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