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現代は、大変なストレスと同調圧力の中、どこかにこの閉塞を破る風穴を探しながらだれもが、懸命に頑張って生きている

私がなぜ自分の子供時代を思い出したたかは、

今見ている韓流ドラマ精神科ナースのダイアリー

「今日もあなたに太陽を」にでてくる患者さん達の姿にあります。

彼らが精神的な病理に罹っていくその背景を見ると、   

それは特殊なことではなく、

今の社会においては、

もしかしたら私も紙一重でそうなったかもしれないのです。

韓国も酷い学歴偏重、組織隷従と忖度、また、

パワハラやイジメ、母子密着や共依存の社会らしいのです。

そして精神科ナースとして頑張っているヒロインも、次第に鬱病に陥って行きます。

常に時間に追われ,忙しく働き続けなければならない社会。

息つく暇もない。

また社会全体が、不安と脅迫観念に覆われている。

その不安と脅迫観念をつくりだしているのは、まさしく

現代社会の構造に病理があり、

またそれは

そうあらねばならないという、

私達の思い込みであり、

現代社会の共同観念です。

その社会から飛び出して、正直な自分を生きることも、

閉塞した社会の壁を突破することもできず、もがいてる。

患者達は,ほとんどが、

真面目に生きながら、出口がない。

現代は、大変なストレスと同調圧力の中、

どこかにこの閉塞を破る風穴を探しながら

だれもが、

懸命に頑張って生きているのだと、

思います。

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この記事を書いた人

作家。映画プロデューサー
書籍
「原色の女: もうひとつの『智恵子抄』」
「拝啓 宮澤賢治さま: 不安の中のあなたへ」
映画
「どこかに美しい村はないか~幻想の村遠野・児玉房子ガラス絵の世界より~」

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