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現実感や現実認識が薄い日本人、現実逃避した文化がはびこってしまった。その3,ロシア・ウクライナの戦争から、日本の核保有へ短絡させないこと。

皆さんは弁証法という事を知っていますか。

<止揚・アウフヘーベン。>という言葉でも表されますが。

これは18世紀のドイツ哲学者ヘーゲルという人の掲げた思考方です。

遠くはギリシャ哲学のソクラテスやその弟子、プラトン、アリストテレスなども

この思考法を用いながら、矛盾することや厄介な問題を

●いかに解決していくかを図っています。

対立することや、矛盾することを、二者択一にせず、

つまり、あれか、これか、ではなく、

あれも、これもを、どっちも、すべてを、

●もっと高い次元で統合して解決していくという

方法です。

私もいつも、この方法を用いながら生きてきました。

例えば今回のロシアのウクライナ侵略戦争の場合も、

戦争か、平和かの単純な書式ではなく、

戦争も平和も、人間が作り出す、●現実的な現象としてあること。

どちらともを含めて、

高い次元での解決を図るということです。

さらにこの戦争を機に、即、核保有へと短絡していく動きが起きるでしょう。

核戦争がいよいよ現実的なことになった今回の戦争のことで、

日本憲法、特に9条についての論議が起きると思います。

その時、憲法改正賛成、と反対、という単純な二極化論争に

ならないで欲しいのです。

そういう二手に分かれるような世論にならないでほしいのです。

賛成派も反対派も、どちもが、

お互いの意見や思想を取り入れながら、

高い次元での●第三の解決を目指して欲しいのです。

おそらく今の政治状況を見ていると、

政治家達、与党も野党も、すべてが二者択一論議に短絡していくと思います。

なぜなら、彼らの脳(頭)はまだ古い時代意識であり、頭が悪いのです。

日本国民の中で、とりわけ政治家たち知能の劣化がはなはだしいです。

だから決して彼らに組せず、依存せず、国民がそれぞれが

真剣に憲法について考えて欲しいのです。

また、今回分かったことは、

核保有が戦争抑止になる、ということがごまかしであるという事です。

国連も無力であり、いざというとき

アメリカが日本を守るという保証もないということも。

そして日本は、周囲に、ロシア、中国、北朝鮮という、独裁国家、

非民主主義国家に取り囲まれており、さらに

それらの国は核を持ち、着々と軍事力を高めています。

そういう現実を踏まえて、日本はどのように生き延びてゆくか。

ただ、ひたすらに、日本という国の価値、そしてその在り方が

問われてくると思います。

75歳の私ですが、もう時間がありません。

そのことは後続のみなさんに委ねるしかありまぜん。

どうぞ国民みんなが、冷静沈着に議論し、

最良の答えを見つけてください。

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この記事を書いた人

作家。映画プロデューサー
書籍
「原色の女: もうひとつの『智恵子抄』」
「拝啓 宮澤賢治さま: 不安の中のあなたへ」
映画
「どこかに美しい村はないか~幻想の村遠野・児玉房子ガラス絵の世界より~」

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