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◆ドラマ「デザイナー渋井直人の休日」よりその1,アンディ・ウォーホールの閉じた世界!

「デザイナー渋井直人の休日」というテレビドラマを見ている。

1年くらい前に放送されたドラマらしく

パラビTVというので、

食事を終えたらこのところは

毎夜見ている。

実はとても精神的にキツイことがあり、

自覚はしていないのだが、相当頭が緊張している。

それで、渋井さんを、光石研さんが演じているので、それも魅力で見ている。

主人公がデザイナーということで、

そういう関係も出てくるのだが、先日

ドラマを見ながら<アンディ・ウォーホール>のことを

思い出した。

<ウォーホール>のカリスマ性はどこにあるのかな~と

ふと思ったからです。

それで久しぶりに本棚から彼の画集を引っ張り出して

見てみたら、一目瞭然であった。

そこには少女、或いは乙女、アンディ・ウォーホールがいて、

彼の世界は閉じられていた。

今まであまり気が付かなかったけど、アンディはその世界を閉じ

そして、ひっそり自分の世界を守ったのだ。

草間弥生もエネルギーが爆発しているようだけど、

実は閉じている世界であり、

ゴッホやピカソもどこか閉じている。

つまり彼らは閉じることで、そのドメインがまもられ、

故にドメイン内で、彼らの何かが躍動したと、

私は思う。

自分に振り替えてもつくづく、

この事に早く気がつけばよかったな~と

思う。

彼が命がけでまもったからこそ、

他者に踏み荒らされない

彼ら才能と命で埋められたカリスマ世界が

広がり、保持された。

私も残り少ないけど、

今まで、開きっぱなしにしていた自分を

少しだけ閉じようと思うのだけど、ね~・・・。

渋井直人休日より、シリーズは、

もう少し続きます。       つづく!

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この記事を書いた人

作家。映画プロデューサー
書籍
「原色の女: もうひとつの『智恵子抄』」
「拝啓 宮澤賢治さま: 不安の中のあなたへ」
映画
「どこかに美しい村はないか~幻想の村遠野・児玉房子ガラス絵の世界より~」

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