もし私が誰かに、何かを話したとしましょう。そのとき
2、私の言葉をうけて、ジーッと考え込んでから話す人がいたとしたら、
2の人の方が、脳をよく使いこなしています。
言う成れば、脳のタイムラグが使えているからです。
脳のタイムラグこそ、考察すると言う事です。
今日はこの大切なことについて書きます。
○
たしかに
脳がクルクルと高速回転している人の方が反応が早く、
打てば響くとか、頭が良いようにいわれそうですが
それは、そうとも言えません。
反対に
ジーッと考え込むのは、
そこに理性が働き、考察が起きている、と言う事でもあるのです。
では、脳のタイムラグとは何かを
説明します。
人間はある事に刺激され、脳に反応が起きると、
脳の中に電気が走ります。
その電気が次々と走って行く時、
タイムラグが起きるのです。
最もわかりやすい列として、
感情の脳の部位の辺縁系と、
理性の脳の前頭葉の例で説明します。
ある刺激を受けて、
インパルスが感情の脳辺縁系にたどり着くのと、
理性の脳の前頭葉にたどり着くのは、時間差(タイムラグ)が生まれます。
先に着くのが辺縁系で、前頭葉にたどり着くのは、
そこから何行程かあとになるからです。
だから先に辺縁系が興奮しはじめる。
例えば感情がカッカツと怒りが起きたり、
反対に怯えや不安がおきたりと、
脳はそこで振り回されいきます。
つい感情的に反応したり行動してしまいます。
しかし時間が経つに従い、理性が起きてきます。
あーこんなにカッカしなくてもよかった、とか、
しまった、またやっちまったとか、
また過剰に不安や心配をしまったとか、
つい、言い訳をしたくなった、
とか、
そう言う経験は有りませんか。
つまり、
すぐ反応しない、或いは頭を高速回転しないで、ジーッと考え込むと言うことは、
辺縁系に振り回されずに、
理性がきちんと働き、
状況判断や感情の暴走を押さえることができる、と言う事です。
このように、脳のタイムラグを理解して、より理性的に頭を使うことは、生きる上でとても有効です。
私などは、
感情はいらないくらいに思っています。
人間は本能として感情が働きますから、感情はいらないと考えるくらいでちょうどいいバランスになると考えています。
そして考える事と、沈黙することは、
人間の考察能力と成熟能力が磨かれることだと思います。
沈黙については、また後日書きます。
そして、もう一つ脳の素晴らしい働きのタイムラグがあります。
これこそは、脳が凄い働きをするのですよ。
これは是非覚えておいて下さい。
私達は、何か答えが見つからなかったり、考えがどうしてもまとまらなかったり、
すごい閃きだけどまだ何かはっきりしないとか、
●つまり答えや結論を脳に保留したままにしていた時、
何日か経ってから、或いは
忘れた頃に、フッと答えが見つかったり、
或いは凄い事が閃いたり、また、
思いもかけないアイディアが浮かんだりした事はありませんか。
それこそが脳のタイムラグが起こす奇跡です。
脳はその無意識領域で、
私達の意識とは別に、脳が自動的にかつ、生産的に働くのです。
私達が漠然と考えている事や、
何としても答えを見つけたいと考えていると、
●脳が勝手に働いて答えを見つけだしてくれるのですよ。
これこそ脳の優れた創造性なのです。
これは私の独断ですが、
脳はその人が最終的にその人の脳内データをさまざまに駆使して、
その人が望みそうな、
インパルスのベクトルやプログラム(思考傾向)を追求していくのではないか、と思うのですが。
意識ではなく、
無意識領域における脳の創造性の凄さですね。
だからこそ、前回書いたように、
より脳が、爽やかない純度を持って、インパルスが無意識領域を走りまわれるように、
無意識領域を、
綺麗にお掃除しておく必要があると私は思っています。
長くなりましたから、今日はこの辺にしておきますが、
実は私もずっとこの脳の創造性にお世話になっています。
次回はその辺も含めるて、書いていこうと思います。

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