8月22日に書いた「◆若者へ、人生は、瞬く間に過ぎる…」の記事の中で
●仕事は一筋の道を選びなさい、と書きました。
なぜ一筋なのかは、このシリーズを読み続けてくださっている方は、おわかりだと思いますし、
これは殆どの成熟した大人がそういう認識ではないか、と思います。
その他にもうひとつ、重要な理由があります、それは。
脳に、長期に渡って保留、保存された断片やカケラの記憶が
ある程度飽和状態になった時、
それらが結実して内熟していくからです。
或いは、そこから更にジャンピングが起き、
一気にレベルアップがおきるからです。
そこに、一筋の仕事を10年、20年のスパンでやり遂げて、
プロフェッショナルになる道があります。
恐らく熟練した仕事をする方は、皆、ある時、
急に腕が上がるとか、
発想がドンドン溢れてくるなど、
それ迄の努力が一気にグレードアップする事を体感されたのではないでしょうか。
そう言う経験をお持ちではないかと思います。
また脳は、ひとつの事を極めて行く時、おせっかいにも脳が勝手に、
ドンドン掘り下げ、広げ、かつ立体的に仕上げていきます。
つまり、そのことに関連、或いは関係しそうな記憶の中にあるものを総動員して、
連鎖反応や連結、更に論理的接合で、時には大きく飛躍させながら、繋いでいきます。
まあ、時間をかけて、一つの建築物を造るようなものです。
これは私の勝手な想像ですが、脳はまるでオーケストラの様だとも思うのです。
あるテーマに添って、
さまざまな楽器と楽譜による
シンフォニーを演奏していくオーケストラのように、です。
だから、脳内を散らかしたり、あちこちつまみ食いをしたりしていると、
せっかくの脳機能がいかされないのではないか、と思います。
特に若い人には、じっくりと考察し、
夢物語ではない、現実的に実現可能な仕事、
それでちゃんと報酬を得られる仕事を、選び、修行して欲しいと
思います。
最終的には、自分の脳をいかに使いこなすか、です。

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