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インテージの皆さんに私はお願いがあります。

インテージの皆さんに私はお願いがあります。

それは、今の傾きつつある日本を 

新しい経済と新しい理念の国へと生まれ変わる為に、

その圧倒的な調査力で、立て直してほしいのです。

インテージには、その力があると私は確信しています

今の日本はまさに無明状態です。

※無明とは仏教用語で、出口が見えず暗闇の中にいる様の事を言います。

社会も経済も、行き先の分からない船に乗っているようです。

この船は、彷徨いつづけると

思います。

国民はひとりひとりがバラバラであり、

人々が何を考え、何を望み、何をどうしたいか、

国民の声がまるで見えて来ません。

どんなメディアも、表面の現象をなぞるだけで、

その奥に潜む日本人の深層心理や欲求について分析したものは皆無です。

インターネットではたくさんの情報や意見が行き交いするのですが、

どれも、表面的ないもので、

このままでは、この国も国民はいったい自分たちが、何を考え、何を望むかすらが、

望洋と霞んだまま、彷徨うしかありません。

資本主義社会が歪み、政治が無力化し、

社会理念の柱であった戦後民主主義の思想が空洞化してしまったことで、

自分達の心張り棒が傾いてしまいました。

特に若者達は、生きる指針が見えず、

どう生きたらいいのかが分からない人がたくさんいるのではないでしょうか。

経済も、この先いつ金融バブルがはじけるか、ヒヤヒヤしています。

そんな中、ただひとつ言えるのは、

私達は、もう古い資本主義と、

形骸化した民主主義をぬぎすてて、

新しい思想と経済の道を模索しなければならないと、思います。

どうしたら日本人が幸せになれるかの、

社会ビジョンと思想を探さなければ、

国民の心はどんどん虚無化してゆきます。

その時、これまでのような国に依存した上からの改革ではなく、

まずは、徹底的に、国民の本意を調査して欲しいのです。

政治、経済、文化において、

たくさんのジャンルと項目別に、

細密な設問を設定し、

国民一人が、

この日本を、どうしたいのかを

根こそぎ調べて欲しいのです。

政治にどうあって欲しいのか。

経済は、生活は、労働は、

そして文化は…。

夢や理想や幻想ではなく、

今突きつけられている日本の現実を

あなたはどう打開したらいいかを、

国民に問い、

徹底に聞き取り調査して欲しいのです。

それを成し遂げた時初めて、

未来を展望する、この国が生き残る方法が、見えてくると思います。

具体的人間言うと、

政治はたとえ選挙をやっても、行き詰まるばかりでしょう。 

同じ事の繰り返しです。

政治も政治家もがいかに劣化しているかを

もう、見極めるべきです。

それよりか、票を入れた人々の動機や思いを、徹底的に調べることで、

国民の本音がみえてきます。

例えば、今は自民党に票を入れる人が多いですが、

しかし、その動機は、

自民党を信頼しているのか、

他に入れる党がないからか、

さらには、義務として投票する為に、仕方なくいれているのか、その他に…etc。

その動機のところを徹底に調査することで、

現在の政治の現実を国民がどうみているかが分かると思います。

それが分かると

今の政治と制度の有効性や無効性が

はっきり見えてきます。

四年に一度の投票による、議会民主主義に対する本音が見えてくると思います。

まずその徹底した調査がとば口です。

そこから、ではどう言う風に政治と制度が変わればいいかが、

少しづつみえてくるでしょう。

それは経済も同じです。

今の資本主義経済システムについても、

企業の在り方やシステムや、その利益分配についても、

また、労働のあり方についても、

国民は、どう思っているのか。

国民は、働きたいのか、働きたくないのか。

この先 A Iに仕事を奪われても、

テクノロジーを推進するのかどうかも。

つまり、何もカモにも受け身のこの国の国民の甘えも、ヌルさも

見えてくるでしょう。

原発、エネルギー問題に対しても同じです。

賛成とか、反対ではなく、

エネルギーの現実的な問題として、 

原発を廃止した時に起こりうる電力のリスクを国民はどう考えているのか。

自分達の仕事や生活に直結した具体なリスク、

もしかしたら、自分達の仕事が失速するかもしれないリスクをも、

背負いうるのを、問うた調査が必要です。

行き過ぎた文明の負荷を国民はどうするのかを、

自分達に降りかかってくるリスクを、ハッキリと自覚した上で、どうするか、どうしたいかを、

はっきり問うのです。

そうすれば、原発を廃止するか、

機動させるかも、

国民が納得し、国民が責任を取らなければなりません。

今のままだと、いつまでたっても国民は、お国のお客様の位置にしかいませんから、

著しくリアリティに欠けた感情的議論ばかりが行き交います。

これまで日本は、うかうかとぬるま湯に浸かりすぎました。

全てが曖昧にぼかした中で、茹でガエル状態です。

もう、この国の在り方は、どうしたらいいかのかを国民に

質問して突きつけ、

国民ひとりひとりが、

考えながら答えるという作業が必要です。

もはや、

国民全員参加で、この国を立て直さないと、このままこの国は沈没します。

こと細かに、国民の本音や真意を掘り起こす調査をして、欲しいのです。

国民皆んなが真剣に考えなければならないと思います。

そのために、議論の叩き台として、 

国民の考えを

調査して欲しいです。

調査とは、リ、サーチであると、

ニコルさんとの対話で憲雄氏は言っています(YouTube 森の対話)

つまり、何度も何度も繰り返して調査する。

緻密に細密に調査して、

表面の現象の奥にある、人々の心理や動向を突き止めていく。

インテージの調査力によって社会を深く掘って欲しいのです。

大変な手間と時間と費用が掛かると思います。

だがしかし、もう日本は限界ですよ。

そして国民も、国家に依存する時代も終わりです。

今までように国に依存していたら

身ぐるみ剥がされてしまいます。

これからは、国民ひとりひとりが

考える時代です。 

国民が、

社会を作る義務と責任がある時代です。

その為には、まず、日本という国の実態を厳しい現実的な目で、丸裸に調査して欲しいと、

私は願います。

その調査も、何年かを要するでしょうし、費用も嵩むでしょうし、

また、それを分析する頭脳も必要です。

でも、もう始めないと間に合わない気がします。

世界の先進国に先駆けてやるこの国家的大調査は、

日本の素晴らしい調査力をもつインテージが、

次の未来の扉を開く事になると思いますが 

どうでしょう。

私の勝手なお願いで申し訳ないですが。

どうにか、なりませんかね〜。

莫大な費用と手間がかかるから、

多分、無理かもしれませんね。

ただ、こればかりは、国や役人に

やらせない事です。

彼らはいつも、真実を骨抜きにしてきたからね。

民間の心ざしある、調査会社が、

やってくれるといいんですがね〜。

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この記事を書いた人

作家。映画プロデューサー
書籍
「原色の女: もうひとつの『智恵子抄』」
「拝啓 宮澤賢治さま: 不安の中のあなたへ」
映画
「どこかに美しい村はないか~幻想の村遠野・児玉房子ガラス絵の世界より~」

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