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◆鈴木おさむ氏の小説、SMAP解散の裏側、皆んな傷ついたねー。

何十年ぶりに文藝春秋1月号を買った。

鈴木おさむ氏の、SMAP解散劇の裏側で何があったかを書いた小説?に興味が湧いて。

読んでみて、あゝなんたる愚行かと思いました。

SMAP解散を説明するメンバー五人の会見の時の

真相です。

当時のこの放送を、私も見ました。

リーダーが端っこの方にいて,中央には木村君がいて、それも変な感じでした。

鈴木氏によれば、急な会見生放送をすることになり、

メンバーそれぞれの会見の言葉を氏が書いたそうです。

その時リーダー中居君の意向は、

言葉を最小限に絞り、簡単にすますと言う事だったらしい。

あれこれくどくどいわず、解散します,これまでありがとう、とファンへの報告とお礼だけで、

裏側のゴタゴタは一切ファンや視聴者には匂わせない,と言うつもりだったらしい。

私は、中居君のとても賢明な選択だと思います。

ところがジャニーズ事務所のボスである女性が強烈にダメだしをして来た。

彼女は

「木村君が社長に謝る機会を作ってくれたおかげで、今僕らはここにたてます。」

と言う言葉を、

どうしても、メンバーの誰かに言わせる事を強圧的に指示してきたらしい。

以下鈴木氏の文

『これを言わせることで、今回の騒動で「誰が悪いのか」をはっきりさせるものだった。』

    ○○○

これはあくまでもジャニーズ側の見解であり、

その誰とは、

長年SMAPのマネージャーとして彼らを育て、今回事務所を去る人の事だと私は推測しますが。

現場では,誰にこの言葉をしゃべらせるかで困った末結局、

お人好しの<つよし君>に頼み,引き受けてもらったと言うことです。

     

こんな内輪の話をなぜ彼らに話させ

放送しなければならないのか?

当時この会見をみていた私は、なんか変なことを言うなぁ〜と思ったけど、

それでだけの事でしたよ。

テレビ放送現場では、こんな愚挙が罷り通っているのだろうか。

ジャニーズ事務所のこの女ボスが、

放送を私怨で私物化する事も間違いなら、

鈴木氏も、最後だから、

君らの思うとおりにやれ、と

彼らを守れなかったのも情けない。

そして、この一言で,

メンバー皆んなが傷ついた。

木村君だって傷ついたと思うよ。

彼は事務所に残留したが,

それはそれで良いと思う。

そして態度を保留にしていたリーダーの中居君が、結局は残留したのも、

もしかしたら、他のメンバーを事務所から解放する為に、

自分を人質にしたのかもしれない、と

私は、おおいに推測するのだが。

国民的アイドルとして世の中にも事務所にも、

多大な貢献をしたであろうSMAPのメンバーを

なぜ傷つける。

そこに事務所のオーナーとしての、

自負や誇りはないのかなぁ。

中居君は今体調が悪いそうだ。

彼は、あれこれ板挟みになってストレスだらけだったかもしれませんね。

ただひとつ確実にいえる事は、

こう言う愚かなボスの事務所は、

確実に凋落していくだろう,と言う事です。

もうそれが始まっているかもしれませんね。

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この記事を書いた人

作家。映画プロデューサー
書籍
「原色の女: もうひとつの『智恵子抄』」
「拝啓 宮澤賢治さま: 不安の中のあなたへ」
映画
「どこかに美しい村はないか~幻想の村遠野・児玉房子ガラス絵の世界より~」

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