以前脳には・拡張型と収縮型のソフトがあると書いた。
芸術家も同じで、今東京国立近代美術館で開催されている大竹伸郎などは、
まさに拡張型のアーティストです。
例えばピカソやゴッホもそうで、彼らは限りなく自己世界をバリエーションしていく。
反対に収縮型のアーティストの代表は、なんと日本の利休であると、私は考えています。
それに比べて秀吉は拡張型の人間ですから、利休は殺されてしまいました。
そして、もうひとつ代表的なのが、室町足利義政や夢窓国師とその周辺で、
ここには、限りなくひとつに収斂した美を創り出した。
更に最後の大物収縮型が、
徳川家康です。
西欧アメリカの限りなく征服してゆく文化とアイデンティティではなく、
限りなく唯一無二の孤高を守ったのが、徳川日本で、
そこには、日本独特の文化とアイデンティティが生まれました。
昨日のニュースで、今年は日本の文化産物の輸出が、最高になったとありました。
日本酒や日本料理や盆栽や日本の工芸品などです。
これから日本が生き伸びてゆく為に、
日本は、日本の文化と美のアイデンティティの
世界で、唯一無二の国になる事だと思います。
※蛇足、インテージも同じですよ。世界で唯一、ニールセンに勝ったでしょ。

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