MENU

漱石先生も、武者小路実篤さんも!

この世は人々の、脳が作り出すものである。

厳密にいうと、

脳と身体が、作り出す幻想です。

だから微かに自分も関わってはいるが、

世の中とは大半は他人が作り出した世界でもある。

それに、どう反応するか、

それと自分を、

どうすり合わせて行くか、で

自分の世界が、⭕️成立していく。

そう考えると、最終的には、

自分の世界、自分の生き方を、どのように成立させるかは、

⭕️全て、自分の仕事なのである。

出久根達郎著「七つの顔の漱石」を読むと、

漱石も、若き武者小路実篤に宛てた手紙では、

二人とも、やっぱり厭世感に悩まされている。

その厭世感に、どのような答えを出し行くか。

その悩む姿に、私は少しホッとしている。

あゝ私だけではないんだな、

漱石先生も武者小路実篤さんも、

みんな悩んだんだな。

それが、漱石最後の作品「ガラス戸の中」のあの

「それなら死なずに、生きてらっしゃい。」

の言葉に、凝結されている。

世にまみれず、世を突き放し、

それでも、

袖擦り合うその微かな縁を大切に、

かろうじて、

私自身も世の一員として、

生きて、

おります。

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

この記事を書いた人

作家。映画プロデューサー
書籍
「原色の女: もうひとつの『智恵子抄』」
「拝啓 宮澤賢治さま: 不安の中のあなたへ」
映画
「どこかに美しい村はないか~幻想の村遠野・児玉房子ガラス絵の世界より~」

コメント

コメントする