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シリーズ6,「人間はどこで間違えたか」を考察する!

  「人間はどこで間違えたか」を読むと、二足歩行も手が自由になったことも、社会性も言葉もみんな、

人間の弱さをカバーするために獲得したものだったのですね。

しかし、そこから農耕や牧畜という、自然を管理し、コントロールできるようになった事から、

人間の驕りが始まります。

人間は自分達がまるで地球の主役になったように勘違いし、

全てのことを自分達の都合の良いようにコントロールしようとします。

その一つに科学的発見があります。

地球や宇宙の構造と原理を解明して行く科学ですが、

人間の弱さをカバーする科学が、今では、プーチンの戦争を始め、

弱い人間を脅し殺戮する道具にもなってしまいました。

また、産業革命によってそれまで家畜によって暮らしをたてていたのが、

一気に人工的動力になり、

それは、それまでの

●自然の時間から、人間が管理する人工的時間に変えてしまいました。

農村は工業都市へ変化し、

さらに余剰生産物が生まれる事により、人々の物欲は高まり、このあたりから、

人間の物欲と驕りは、

自分達のために

⭕️無限の経済成長があるような錯覚に陥っていきました。

この錯覚は、今も続いています。

大航海時代と植民地時代が始まり、

海外へ領土を広げ、

自分達の為に他国を侵略し、

人種差別や、戦争を厭わない自国優先の思想が、

まるで正義であるかのように罷り通る世界を、

人間は作ってしまったのです。

もう一度、人間が頭脳を獲得したのは、

自分達の弱さをカバーするためだったのに。

もう地球環境も限界です。そしてもう、

人間の驕りと、欲望の増幅に、

ストップをかけなければなりません。

すべてが限界値に達しているのにまだ、 

自分達の都合に合わせてしか発想できず、

前へ進む事しか考えられない人間は、あまりにも悲しいです。

地球が壊れない為の資源の抑制と、

経済、産業構造の改革が、必要です。

  

さらには、

人間の欲望の抑制と、

経済の限界に対する、人々の認識が必要です。

原点に立ち返り、

山極氏の言う通り、

人間は成功者ではないこと。

人間は、途中から、自分達の首を絞める方向を選んでしまった事を

しっかりと検証し、

弱さを共有した

社会の構造、産業の構造に

作り変えねばならない。

⭕️所有を減らし、シェアとコモンズ(共有財)を増やして、

共助の社会を目指す。 

前に進むだけではない、

過去へ戻る事も含めて、

現代科学も、アナログ世界も多様に

駆使しながら、

新しい平和な人類の世紀へと踏み出さねと、

思います。

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この記事を書いた人

作家。映画プロデューサー
書籍
「原色の女: もうひとつの『智恵子抄』」
「拝啓 宮澤賢治さま: 不安の中のあなたへ」
映画
「どこかに美しい村はないか~幻想の村遠野・児玉房子ガラス絵の世界より~」

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