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ガラス絵館の草刈りに!

私はまだ見ていないし、見る気もないのだが、

宮崎駿さんのアニメ「君たちはどう生きるか」がかまびすしい。

もしかしたら、宮崎さんも私と同じように、

今の時代の人間と社会を危惧しておられたのかもしれないなぁーと、

ふと思いました。

ところで昨日ご紹介した、 

坂本龍一氏と福岡伸一氏の対談を読み終えたのですが

脳と体の一回性やエントロピーや、

所詮人間も宇宙のノイズでしかないうという事や、

福岡氏の動的平衡の本は何冊かよんでいたので、

殆どが私が承知していることでありました。

ただ一つ、違和感があったのは、AIに侵食されていく人間の現実に対しての二人認識が甘いし、

その危機感が甘く、

やはりこの二人は学者と音楽家であり、  

一種の選民感覚から出ていないなあーと思いました。

私はAIがどうのこうのより、

AIによって失業したり、貧困の差がいよいよ深刻になったり、

人間の能力が劣化していく事を心配しますが、

そういう事はこの二人の頭にはないようで、

いわゆる学者対談になっている。

そこは、バツかな。

その反対に大いに共感したというのが

人間は死んだら、分子や原子解体して環境の中に帰っていくということで、

これは以前、私も私の死生観として書きましたから、

ここは、オー同士がいる、と嬉しゅうございました。

私などは、高村光太郎の

「死ねば死にきり、自然は水際たっている。」という言葉どおり

跡形もなく消えてしまおうと考えているし、

魂とか霊などというめんどくさいものはいらない。

うちの爺さんも、

墓なんていらないと言っているし、

私も、そう思っています。

それより、

自然ないきものとして、

動的平衡が終了するのその流れに従っていこうと思っており、

医者からもう、手遅れです、ということで、

はぁーそうですかと、

終わりたい。

だから、

今まで健康診断なんて、

一回も受けたことなどない…笑!

さて、昨夜佐々木悦雄さんから電話があり、

今日、

ガラス絵館の草刈りに行ってくれるそうです。

やれやれ良かったなあとホッとしました。

ありがたいです。

感謝いたします。

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この記事を書いた人

作家。映画プロデューサー
書籍
「原色の女: もうひとつの『智恵子抄』」
「拝啓 宮澤賢治さま: 不安の中のあなたへ」
映画
「どこかに美しい村はないか~幻想の村遠野・児玉房子ガラス絵の世界より~」

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