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大谷フィーバーと、日本の若者達の闇

昨日の記事に対する多田欣也さんのコメントにもありましたが、

大谷フィーバーの裏で、

私達の知り得ないアメリカの闇が

ポッカリ口を開けて少しずつみえてきましたね。

ただ今回の大谷フィーバーで、

私が指摘したい事はそれではないのです。

日本の若者達の中に潜行する

日本社会へのやりきれない、歪んだ気持ちです、

つまり、社会に対して展望や希望が持てないまま、

金銭的格差がどんどん進むばかりである事。

マスコミやメディアでは放送されない、或いは表面では取り上げられないが、

日本の社会の深層で進行する、若者達の声というか心理です。

     ◯

もう気づかれた方もいると思いますが、

ある時から私はフェイスブックで、

何を食べたかとか、

何を買ったとか、さ

らに時々上げていた料理の記事も一切、載せるのをやめました、

特に高級品とか、高いレストランとか、服とかは一切御法度にしました。

また家族に関する事も爺さんの事以外はかきません。

家族の幸せを書くような事も控えます。

なぜなら、それらは情報交換というより、

格差に苛立つ若い人々閉塞への

⭕️みせぶらかしになりかねないからです。

そのせいかフェイスブックでは,

見事に若い人々がいなくなりました。

反対に、

私は若い人の話を聞き、

今、日本の若い人々が、

労働に意欲を持てない事や、

生活も、

果てしない閉塞感に閉じ込められて出口が見えない事を

如実に知らされました。

それは今だに、

昭和や平成の名残を体感として持っている、

60代,70代の人には分かり得ない気持ちであり、

感覚です。

特に40代50代、

もしかしたら30代の人々の中に巣食ってしまった

<虚無感>が、

無言のまま、

社会の深層で進行しているという事です。

生活や経済の格差がどんどん広がる中、

政治も経済も、彼らに夢やビジョンを、

与えません。

そんな中での目に余る大谷フィーバーです。

ところが思わぬところから、このフィーバーに冷水がかけられました。

いきなりアメリカの闇が襲ってきましたね。

おそらくトランプ現象もアメリカ社会の深い闇が底にあるかもしれません。

アメリカも貧困格差が酷いと思いますから。

      ◯

今私は、

これからの困難な時代でも、

若い人々に、

どうしたら意欲や希望をなくさないで生きれるかを、

伝えられるかと

必死で頭を巡らせています。

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この記事を書いた人

作家。映画プロデューサー
書籍
「原色の女: もうひとつの『智恵子抄』」
「拝啓 宮澤賢治さま: 不安の中のあなたへ」
映画
「どこかに美しい村はないか~幻想の村遠野・児玉房子ガラス絵の世界より~」

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