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エッセイその31、他人に評価されてたまるか!

私は一切他人に評価されたくない。

なぜなら私のことを他人がわかるはずがないからだ。

私の脳の中で微細に走り回る神経の記述も、

悲しみが溜池の様に溢れる私の感情も、

次々と頭の中に湧き起こる美しいイメージも

とうてい言葉にはできない。

私がどういう人間であるかの,

その輪郭は朧げに他人には見えていると思うが、

その輪郭の中で、どういうドラマが私の中で起きているか、

わかるはずがない。

自分でさえ、わけのわからない自分が、

自分の指先からはみだして溢れ落ちてゆくんだもの(笑)

だから私は一切世俗の評価には後ろ向きで生きてきた(笑!)

若い時には他人に認められたいという色気もあったけど、

今は私は、

私のことなんかわかってたまるかと思う。

かと言って片意地にはならないよ。

他人(人間)は誰しも神秘そのものだという事です。

しかし、それでも他者の言葉が

私に刺さった時は、

素直に感動し、喜びをいただいたた。

この世とは他者に囲まれてただ、

私がいるだけであり、

それ以上もそれ以下でもない。

そういう私という現象が

空気のように,風のように、

時という魔法の箒にまたがって、

この世の中を飛び廻っている。

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この記事を書いた人

作家。映画プロデューサー
書籍
「原色の女: もうひとつの『智恵子抄』」
「拝啓 宮澤賢治さま: 不安の中のあなたへ」
映画
「どこかに美しい村はないか~幻想の村遠野・児玉房子ガラス絵の世界より~」

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