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イスラエル、イラン戦争は宗教の終焉の始まり?その1

イスラエルのパレスチナ攻撃がイランイスラエル戦争へと波及している。

なぜ彼らはかくも殺しあうのか。

私の心の中には,この殺し合いに対する痛みもあるが、

もうひとつ、歴史を見渡して見えてくるのは、

もしかしてこれは最後の宗教戦争かもしれないとも思うのだ。

いや,これで終わらない、

彼らの宗教戦争はまだまだ続く,という人もおられるだろう。

しかし紀元前から始まった宗教がこの現代において、

つまり、人間の脳研究が進むにつれて、

宗教が持つ今までの神秘性やカリスマ的神話が

無残に崩れ落ちることは、

自明の理になるだろう。

特に、人間を一元的に支配するドグマを持つ、キリスト教とイスラム教は、

明らかに脳科学世界とは矛盾してくる。

それに比べ仏教や神道はどちらかというと思想に近い。

むしろ仏教が、

脳の原理、習慣と属性に基づいている事が明らかにされるであろう。

イスラエルのガザ攻撃もイランとの攻撃の応酬も、

一日も早くやめて欲しいと思いつつ、

もしかしたら,宗教の終焉に向けて、その解体のはじまりかとも思い、

じっと成り行きを凝視する私がいる。

大きな歴史の転換の始まりかもしれない。

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この記事を書いた人

作家。映画プロデューサー
書籍
「原色の女: もうひとつの『智恵子抄』」
「拝啓 宮澤賢治さま: 不安の中のあなたへ」
映画
「どこかに美しい村はないか~幻想の村遠野・児玉房子ガラス絵の世界より~」

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