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ひこばえが見えた、その3

コロナ隔離生活11日め最終日です。

朝4時,36.8°で止まっていた熱がやっと36,5度まで下がった。

10年以上も前から脳とA Iについて考えてきた。

A IというよりA I社会になったらどうなるか、についてである。

そして映画「どこかに美しい村はないか」を作った。

この映画には私の人間への愛を込めて能勢監督にお願いした。そして、

この映画の本当の意味と価値は、

A I社会になって、

逆にA Iから炙り出された人間とは何かを、

多くの人々がA I社会において気づき、と同時に 

それを失ってって初めて、

その意味と価値が、

わかるだろ。

だから能勢監督には、私の死後10年あるいはもっと経ってから再度上演して欲しいと頼んだ。

このことは脳の機能からみた人間とは何かについてというテーマで,次回あたりにまた書きます。

そしてA Iについてだが、

私は最近少し考えを改めた。

なぜなら、人間社会が益々醜く破滅的であり、

その泥沼からちっとも抜け出せないからである。

ウクライナやガザをはじめ今だに戦争や核の脅しから抜けでられない世界の有様や、

更に経済が破綻して行く国々の有様も、

また昨日書いたように旧態依然の,前時代的意識と手法から、一歩も抜け出せない日本の政治も、

もうすべてがどん詰まりであるからだ。

なぜなら、そこには人間としての限界がさらけだされているからだ。

何度も書いたが,人間の脳は各々が

頭蓋骨のカプセルに入っている様なものであり、

各々の思考には限界がある。

また人間は,自分の脳世界を生きるしかないのであり、

その脳世界には各々の????思い込みのバイアスがかかっている限り

そこにも超えがたい限界がある。

しかしA Iとなると話しが違ってくる。

A Iの中には、

計り知れないほどのビッグデータと、

各々の思い込みバイアスを超えた、

客観的分析があり、

人々が計り知れないほどのデータの中には、

ありとあらゆる人間を網羅して開かれる理性の種も

詰まっているはずだ。

また、

A Iのディープランニングには、

人間の脳が「解」を見つけて成熟して行くのと同じ働きもある。

ただ使い様によって

A Iは人間を破滅させるものでもあることは、

よくよく頭に入れておかねばならない。

     ◯

A Iを上手に使いなさいよ。

そうすれば昨日書いたように、

プーチンのロシアがこの先きどうなって行くかが分かるでしょう。

また、独裁者国家がこの先どうなって行くかも、分かると思うよ。

反対に今の金融資本主義経済の行方も、また分かるだろうし、

この日本の行方もちゃんとシュミレーションしてくれるだろう。

しかし私が一番知りたいのは、食糧危機の打開と解決であり、

もうその危機の打開に着々と手を打たねばならないのに、

どういうわけか、この国の人間はちっともそれをやらない。

あー人間はどこをむいてんだろ、

必要のない争いばかりして

愚かしすぎるよ。

     ◯

コロナ隔離の最初の6日間は殆どねていた。

そしてその後、熱がさがったが身体がだるいまま寝たきりになったが

頭の中は考え続けた。

人間とは何か、生きるとは何か、

そしてこのまま人間が地球に存在し続ける為には、

どうしたらいいか。

少しずつ考えがまとまってきた。

それを書きます。

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この記事を書いた人

作家。映画プロデューサー
書籍
「原色の女: もうひとつの『智恵子抄』」
「拝啓 宮澤賢治さま: 不安の中のあなたへ」
映画
「どこかに美しい村はないか~幻想の村遠野・児玉房子ガラス絵の世界より~」

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