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田下憲雄メッセージ集「会社は社員を犠牲にしない」その序章3,今はもう国内の産業政策と内需の活性化政策を掲げなければならないのに、自由党総裁選候補者の誰かひとりでも、デフレ脱却の為の政策を掲げているのであろうか? 

自由党総裁選候補者の誰かひとりでも、 

デフレ脱却の為の政策を掲げている者がいるのであろうか?

一人でも国内の産業興隆政策を掲げているのだろうか?

⭕️国内産業の復活と興隆。

・国内内需の促進。

・地方の産業化の促進,特に第一次産業への肩入れ。

・公共投資による、インフラの整備。

・温暖化と自然災害の為の対策。

・金融経済崩壊と株価暴落を防ぐための対策。

などなど、さまざまに、この国を立て直す為の政策について、

言葉を発しているのだろうか?  

私は最近殆どテレビを見ないし、情報は新聞くらいからですから、

もしかしたら、私が知らないだけで、

そういう候補者もいるかもしれません。 

そして確かに若い世代の人々の中には,

こういう問題意識も湧いてきている。

⭕️とにかく国内の立て直しをちゃんと主眼にいれて、

国民も政治家もしっかりして欲しい。

     ◯

私の読者にお願いしたいのは、

今だけを見ないで欲しい。

今の周辺ではなく、

マクロ経済の大きな視野で過去から現代までの時代を見渡し、

過去を厳しく総括しながら、これから日本は何をどうしたらいいかを、模索,考察して欲しいです。

特に日本経済がなぜ停滞から抜け出せないのかは、

⭕️日本の経済政策が、古臭いまま、世界から遅れている事です。

・世界はもうとっくにグローバリゼーション幻想から覚めているのに

日本だけがまだその幻想から覚めないこと。

・アメリカのバイデンも、トランプも、もしかしたらハリスも、

@

もうグローバリゼーションより、自国の立て直しの方にシフトしており、

どちらが勝ってもアメリカは保護主義,保護貿易へと進むであろうこと。

      ◯

日本が30年に渡ってデフレ経済から脱却できず、経済成長を停滞させたその大きな原因は、 

⭕️新自由主義、市場原理主義、

そしてグローバリゼーション幻想の自由貿易と

⭕️金融化政策にありました。

日本政府はそちらばかりに目がいって,

本当は国内産業と内需を高揚させ育てなければならなかったのに、

それに気づけなかった。   

今も、どうやら日本政府,経済界、および財務省の主流とそれを囲む経済学者達は、

古い思い込みとも古い経済学理論から抜けることができない。

そこにどうしてもデフレ経済から抜け出せない原因があると私は思います。

もう頭を新しく切り替えて、新しい経済システムを創出しなければならないのです。

頭の中が、

古臭い政治手法と経済政策にしがみつく、爺さんばあさんの政治家と経済界と経済学者と財務省と日銀なのです。

ところがアメリカはトランプさんが出現したショックなのかしりませんが、

バイデン政権は,そこに気づき始めている。

トランプさんとバイデンさん、それにハリスさんまでが団子になり、もみくちゃになって,混乱し,格闘ながら、

⭕️肝になる問題に少しずつ「解」を探そうとしているようにみえる。

しかし、しかし日本はねー。

眠れる国民,物言わぬ国民は、このまま、

この間違ったままの政策のまま、

間違いなくしばらくはインフレが続き,国民の生活は苦しくなる。

次回はなぜ新自由主義とグローバリゼーション、そして自由貿易が間違いなのかを、書きます。

書けるかどうか自信がないけど、書きます。

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この記事を書いた人

作家。映画プロデューサー
書籍
「原色の女: もうひとつの『智恵子抄』」
「拝啓 宮澤賢治さま: 不安の中のあなたへ」
映画
「どこかに美しい村はないか~幻想の村遠野・児玉房子ガラス絵の世界より~」

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