自分でも、なんて迂闊であったのかと、今更ながら、頭でっかちの、
理想主義でしか世の中を、
世界を見ていなかった自分を悔います。
私は人、モノ,金が国境を越えて自由に貿易することで
単純にグローバリズムの神話を信じていた,私はもー、
アホの極地でしかないと悔います。
そのグローバリズムで、益々の格差がひろがり、
苦しむのはこれからの時代を背負う日本の若者達であると思うと、
自分の安易さ軽薄さが、本当に申し訳ないです。
今世界で起きている,イギリスのEU離脱、フランスやドイツの右派の台頭やアメリカのトランプ現象は、
右傾化でもなく、左傾化でもなく、
グローバリゼーションと新自由主義の市場原理主義によって、
世界が富裕層と下層への断然が始まり、
小さな政府の思想の下で,さまざまな規制緩和がなされ、その結果、
政府の保護を外れ、反対に
自由貿易によって被害を直裁的にうけた下層の人々の怒りです。
自分達の生活をまもるための自衛現象が、グローバリズムの陰でおきているのです。
失業したり、外資系企業に食い荒らされた企業の社員や、
安い農産物の輸入により衰退させらた農民や、
閉鎖された工場の工員の、
自分達の生活を守ろうとする悲痛な自衛的現象である事です。
そして
アメリカも欧州の国々も、この行き過ぎたグローバリズムを
どう是正するかに舵を切り始めているのに、
日本、日本だけが、
政府も国民も思考停止状態であり、
その問題性に未だ気付いていません。勿論手当てする政策も皆無です。
今本当に日本に必要なのは、
思考停止したゾンビのような政治と政治家ではなく、
新しい日本を作り直すために、
古臭いゾンビ経済ではない、
現代に見合った新しい経済を研究し、実行を始める。
そして、
世界の動向をしっかりと見抜き、
即急に、国内の産業の立て直しと、
国民を元気にする
消費税を始めとした税制の見直しと改革、
消費税を撤廃するだけでも、国民は元気になるとおもうけど。
そして新しい経済学では、財政破綻など、そんなことはありえませんから,心配しないでください。
まずは
農業を始め第一次産業の立て直し、
工業,商業の保護などなど
山のような課題を解決する為に,政治家は奔走しなければならない。
国は、いかに国民の生活を守るかの信念に基づいての
新しい政治理念と新しい政策を打ち出すこと。
そしてその実行即急に始めること。
一方国民も、国民も自覚的に政治家を選び,
国民自らも、
グローバリズムの神話かからの脱却し、
冷徹な目を持ち、
マスコミ、ジャーナリズムに踊らされないように、
目覚めなければダメだと私は考えます。
社会が断然され、
金持ちと貧乏人という格差社会へとどんどん進むことを
今,なんとかして食いとめねば、
被害を受けるのは、これからの時代を背負う私の子供や孫を始めとする、
若い人々です。
そう思うと,胸が詰まるばかりで、これを書いています。
香本博画伯のカレンダー金木犀です。そろそろ香ってきますね。
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