昨夜は息子と一緒に、
秩父矢尾百貨店で開催されていた
「秩父のゴッホ・香本博展」の搬出の手伝いに行ってきました。
なぜこの街がシャッター街にならず、
むしろ魅力的な街並みとしてあるかについてです。
それは矢尾百貨店を中心に、
個人商店とのバランスが上手に取れているからだと、
息子が言うのです。
つまり、
独り勝ちしょうとする、何とかモールがなく、
百貨店も、それぞれの個人商店もが
いわゆる遠慮がちに,と言いますか、
それぞれが共生しようとする、
潜在的な、
目には見えな日本的モラルが,
まだ生きている町ではないか、というのです。
これね、ほんとに大切なことだと私は思います。
日本中が、何とかモールとか,大型スーパーとか、にデーンと、居座られて、
日本中、どこへ行って、
同じチェーン店のものを買わされています。
何てつまらない、
何て無個性の町に、
なってしまっている。
そしてイナゴの大群に食い尽くされたように、
街が荒廃してゆく。
何かおかしい。
何か、大切なことが、
失われていく。
私は秩父の人々に願います。
個々が生き,全部が生きる町、
息の長い街として、
この街を大切に守ってほしいです。
まーよそ者の勝手な願いですが。
そう、思いました。
少しずつ、秋が来ていますね。
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