この10数年間は、本当にきつかった。
私は、あんなに人生をインテージの為に使い尽くしたのにと、
憲雄氏が気の毒でならなかった。
その憲雄氏は、
自分がいなくなっても(死んでも,という意味)
50年は大丈夫なインテージにしておきたいと、言っていた。
そして会長になってからも、
未来を射程に、
なんとか中国の本質を掴もうとして年の三分の一以上は中国に通ったが…。
残念なことに、後継者達は憲雄氏の頭の中のそれを分からなかったんだね。
憲雄氏が非凡すぎたのか,後継者達が凡庸すぎたのか、わからないけど。
しかしいよいよ時代は不気味な大きな口をあけて君らを呑み込もうとしている。
皆さんはどれくらいアメリカや世界の実情の、そのリアルな現実を、
把握しておられるのだろうか。
流動するその激しさの中で、沈没してはいられないよ。
その波にほんろうされず、
君らは、自分で考え,探し、
その出口への道を見つけなければならない。
更には
日本の経済を
再構築する為の道を
その鉱脈を掘り当てなけれならない。
当然、
その鍵は君らの掌の中に渡されたよ。
そして私は憲雄氏が死んだ以上、
彼のピリオドを打たなければならない。
果たして私は憲雄氏の思いを皆さんに、
ちゃんと伝えられただろうか。
◯
C・W・ニコルさんが
「インテージのスタッフはみんないい。
正直で、まじめ…。」と言った。
それに答えて
「そう、まじめなんですよ。」という憲雄氏は、
ニコニコ顔で、とても嬉しそうだった
忘れられないよ。
◯
憲雄氏は言う。
真実の瞬間とは、
・仕事の本質を探り当てた瞬間
・自分の活かし方を理解した瞬間
憲雄氏が選んだ、
田下チルドレンのみんな!
さぁー、頑張って未来へと進もう!
終わり。
※写真は、憲雄氏とインテージ北京支社のみなさんです。


※中国出身のインテージ社員のみなさんです。

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