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田下憲雄とイノベーション2、もがき、あがき,探す中からソリューションが降りてくる!

憲雄氏の本棚にはあちこちにイノベーションの本があり、多分それからして憲雄氏は、

現代におけるイノベーションの本質を掴みだそうとしていたのではないか、と思われる。

憲雄氏が特に嫌ったのがいわゆる、受け身の生き方をする人間で

リスクを背負わず口をあけて、上から落ちてくる餅を待っている棚ぼた人間です。

官僚というのは、棚ぼたから税金という餅が落ちてくるから、無能になる、と言っていました。

それともう一人、調整型の人間で、コイツらは、リスクを背負わず調整ばかりしてバランスを取り、チャレンジ精神に欠ける。

このタイプはいわゆる受験脳の人間に多く、姑息に頭がいい、と。 

姑息に頭がいい代わりに、現状維持しかできない。

シュンペーターも言っているように、経済は生き物であり、常に変化する不確実性性の中にある。

むしろ経済が予定調和になった時にその経済の死が始まる。

現実の荒々しい現象の中の、🔴確率で表すことの出来ない「不確実性」に直面しながら、

自分の直感をセンサーにして,闇の中を手探りで探していく。

この直感については、亡くなった統計学者の後藤秀夫先生から、教えてもらった。

我が家に来られた後藤先生が、お酒を飲みながら、

啓子さん、山ほどあるデータの中から、一筋の金の鉱脈を探し出すには、どうしたらいい?と問われた。

その時は、何もわからなかったが

しばらくして、それが自分の直感こそが、手掛かりなのだと気づいた。

いわゆる因果論的決定論を超えてなおさらに、

不合理とも思える世界からも方法論をさがしだす。

それはまさにベルグソン的方法論でもあり、

私自身が最も拠り所としているベルグソンの「エランブィタール(生命の発火)」の世界でもある。

自分の中の全データが、魂と共に発火して、ハッと閃き、

より高い次元の答え(ソリューション)が降りてくる。

そしてそれは、

シュンペーターのいう静態的人間の経済、

いわゆる上記にかいた棚ぼた人間の経済、また調整型自己防衛の経済の人間には、

降りて来ない。

なぜなら 

🔴脳のリサーチ機能は、

🔴探す、探し求める、

あがきながら、もがきながら、探す、という🔴危機の中でこそ、

フル回転に機動(起動)するからです。

現状維持ばかりする産業,

リスクを負わずチャレンジしない経済はいづれ消えていく,ということは、

脳の道理(機能原理)でもあるのです。

とにかくあがけ,もがけ,失敗しても諦めない。

最終的には自分の中を手探りでさがし、追い求める中に、

一筋の金の鉱脈(イノベーション)が見えてくる,ということですね。

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この記事を書いた人

作家。映画プロデューサー
書籍
「原色の女: もうひとつの『智恵子抄』」
「拝啓 宮澤賢治さま: 不安の中のあなたへ」
映画
「どこかに美しい村はないか~幻想の村遠野・児玉房子ガラス絵の世界より~」

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