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居眠り日記 4 誰にも期待されたくない!

ある時恐ろしい事が始まった。 

小学生の頃です。

父親が色紙をハサミで切り始めた。

四角に切ったその色紙を、柱時計に貼り始めた。

まず、12時のところに赤い四角の色紙、 

次は3時のところに緑色の色紙、

その次は6時のところに青い色紙を貼って、

最後に9時のところに黄色い色紙を貼った。

何のことかと言うと、

私のピアノ練習のタイムスケジュールを色紙で区切って貼ったわけです。

その15分ずつ区切って貼られた色紙に沿って、

私は練習プログラムを15分ずつこなしていく。

最初はテクニックを15分

次のツェルニーを15分

その次は、メソードローズ、

そして課題曲

そのプログラムを2周して2時間の練習です。

学校から帰ったらおやつを食べて、夕方までピアノの練習!

ほんとに嫌で嫌で、

でも親が見張ってるからね〜、

やんなきゃしょうがなかったの。

窓の外では近所の子供たちがワーワーキャーキャー言って遊びほおけている。

うらやましかったなぁ。

その経験から私は、親に期待された子供が、どれほど苦しいか。

優等生としての子供が、

どれほど自分を生きていないか!を

思い知る。

だからわたしゃ今でも

だーれからも、

期待されたくない、と思って、

生きてます…笑! 

まー、

だーれも私のことなど、

期待していませんが…大笑い!

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この記事を書いた人

作家。映画プロデューサー
書籍
「原色の女: もうひとつの『智恵子抄』」
「拝啓 宮澤賢治さま: 不安の中のあなたへ」
映画
「どこかに美しい村はないか~幻想の村遠野・児玉房子ガラス絵の世界より~」

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