これまでの人間の歴史が、
大きな転換を迎えようとしている。
つまり科学によって、
人間が解明される事により、
またA I社会に移行する事で、
これまでの人類史が、大きな
大転換を迎えようとしている。
その時、人間の精神世界をどう構築するかが、私達の大きな課題になる。
これまで宗教や哲学、さらに
社会の共同幻想に依存していた人間の観念、精神世界を、
科学の社会において、
どう構築するか。
それらに代わる精神世界を
どう構築するが、人間の課題になると私は考えます。
A I時代が進行するにつれ、
人間が、A Iによるデータと数字で、
仕分けされる社会になる可能性がある。
つまり、A Iが弾きだすコストや生産性や利益を優先するなら、
それによって、
人間が仕分けされる事になりかねない事も起きてくる、と言う事です。
A Iが弾きだす数字で、
その人間が有用か無用かが決定されかねない社会です。
その時、人間の精神世界は、どうなるのか。
つまり、
データや数字以外にある、
人間の価値はどうなるのか。
人間の人格や数字にはならない精神世界は、
どうなるのか。
それをしっかり視野と射程に入れていないと、
人間は無用と有用に仕分けされてしまい、
後の祭りになる可能性がある。
その時、
自分の生き方の軸をしっかり考察し、認識、構築していない人間は、
A I経済の中にアッという間に
呑み込まれていくかもしれませんね。
大きな人類史の過渡期にもう私達は足を踏み入れている。
それを思うと、今の日本の政治も、大衆社会も余りに古い認識の中にあり、
瑣末で、脇が甘い。
眠れる人々よ、今こそ、あなたがどう生き、
どのように自己世界を
構築するか、問われていると、
私は思う。

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