MENU

日本中が成功禁止令にかかっている、2

では、簡単に成功禁止令について。

成功禁止令がかかっている人の望みは、

自分が成功することなんだけど、 

実際には、リスク計算ばかりしてしまいます。

瞬間的に、脳が自動的に、そう作動してしまいます。

また,同時に、失敗した時の責任回避についても、

脳が瞬間的に回避しようと作動します。

ここら辺が脳の怖さです。

脳は習慣化したことを、意識とは関係なく、ドンドン自動的に、

強化してしまうのです。

成功禁止令にかかっている人達の願望には、

出世したい、金を儲けたい、他人の上位に立ちたい、

褒められたい,などなどが満載されています。

ところが、 

願望はそうでも,

行動にはブレーキが掛かっておりますから、

いざとなると、

自己防衛の心理ばかりが起きてきて

ひるみます。

チャレンジすることができません。

いわば、

脳がダブルバインドにかかっている状態です。

だからこういう人々の組織は、

お互いに牽制し合い、

もう、ストレスだらけになってしまいます。

また、

上昇することへの願望は、翻って、

他人への嫉妬,妬み、上司への忖度、へつらい、ゴマスリ、隷従。

更には,同僚の足を引っ張り合い、潰しあいになってしまい、

どんどん泥沼のドツボにはまっていきます。

今見ている韓ドラの会社はまさにそのドツボに陥っています。

困ったネェ…。

つまり,まずは、

いちばん上の人に  

⭕️こころざしという

旗が立っていない組織は、

ダメなのよ。

働くということの意義の旗が、

会社の理念として明確に記され、

凛と、旗がはためいていないと、

ダメなのです。

そして残念なことに、

成功禁止令にかかっている人間は,

無意識に、

同じように、

成功禁止令にかかっている人間を

集めて(採用)していきます。

なぜなら、自分を超えられると

困るからだね。

無意識に、そういう選別をしてしまうのです。

自分以下の人間しか受け入れられないのよ。

だからせっかくの良い人材でも切ってしまう。

ついには、その会社は、成功禁止令人間だらけになってしまいます。

この辺,半沢直樹のドラマなんか,もうその通りでしょ。

成功禁止令の人間の願望は、成功することですから

途中までは、

ガンガン成功の為の努力して成功しますが、

最後は、もろ崩れます。

これは、会社だけではなく、

どうも日本中がこの病理に

かかっているような気がします。

皆さんも、ハッと気づいたら、

成功禁止令を解いてください。

次回は、その解き方を書きましょう。

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

この記事を書いた人

作家。映画プロデューサー
書籍
「原色の女: もうひとつの『智恵子抄』」
「拝啓 宮澤賢治さま: 不安の中のあなたへ」
映画
「どこかに美しい村はないか~幻想の村遠野・児玉房子ガラス絵の世界より~」

コメント

コメントする

目次