良寛の書もマティス晩年の絵も、
ヒョイヒョイと力が抜けており、
風か何かに吹き飛ばされたようである。
何かを込めるとか、詰め込む、思いこむ、何かにこだわると言うことが、
もういらないよ!と、
捨てられているように私は感じる。
良寛もマティスも、単純化された、
その究極の線が、
何とも言えない表情を醸しだす。
マティスの場合はその色もが、躍動感に満ちている。
そして二人の描く線は、
ユーモアに満ちている。
私も時々一切を放棄したい衝動に駆られる。
良寛はスタスタと歩き、
あっという間に、歩き去っていく。
マティスはフムフムと鼻歌を歌いながら、
絵を描き紙絵を切る!
あゝ何という甘露!
何という開放!
人生の極意はまさに
スタスタと、鼻歌で、もしかしたら、
それに口笛もついていたかもしれないね…笑!
まあ、そういうわけです。





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