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おいしい山地酪農の牛乳を飲んでごらんなさい!その2

アルプスの少女ハイジも、フランダースの犬のネロも牛乳缶を荷車に積んで引っ張って、

村人に買って貰っていましたね。

昔はとれたての新鮮な牛乳は、まさに地産地消の産物だったと思います。

その牧場の同心円的にマーケットが広がるのが最も自然なのでしょう。

だから山地酪農が広がっていけば、

その同心円に住むたくさんの人々があの美味しい牛乳の恩恵を受けられます。

多分私が小さい頃は、そんな感じで牛乳が売られ、

朝は牛乳配達、新聞配達の人の足音から始まりました。

懐かしいなぁ!

でも今は違います。

牛乳はスーパーで、さらに高級な牛乳はデパートで…!

      ◯

山地酪農の吉塚さんの本「ひと草

楽薬」の中で、とても衝撃を受けた言葉がありました。

それは牛乳のパッケージのデザインをされた山崎文子さんとのやりとりです。

山崎さんは高級品としてのパッケージを提案しますが、

それに対して吉塚さんの返した言葉が素晴らしい!

「山崎さん、私は都会の金持ちに飲ませる為に牛乳を作っているのではありません。」

ガ〜ン!

実は私は以前別の自然酪農をしている牧場から牛乳とバターを取り寄せてました。

かなり高い価格でした。

確かにバターも牛乳も美味しく、配送も迅速でしたが、

でも、私は、これは違うなぁ〜と、

首を傾げました。

包装パッケージがおしゃれで都会的で、

いかにも高級品の意匠です。

贈答用のような製品です。

何か違う?

この人達は何か勘違いをしていると

思いました。

結局その牛乳もバターも一回取り寄せただけで終わりました。

私がなぜこの人達は何が違う

と思ったかは、長くなるので次回書きます。

そして田野畑山地酪農の牛乳1ℓ700円は、私達消費者には、もう絶妙な価格です。

その理由も次回書きます。

         続く!

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この記事を書いた人

作家。映画プロデューサー
書籍
「原色の女: もうひとつの『智恵子抄』」
「拝啓 宮澤賢治さま: 不安の中のあなたへ」
映画
「どこかに美しい村はないか~幻想の村遠野・児玉房子ガラス絵の世界より~」

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