今回の遠野行きは、
マーケティングのスペシャリストであるW氏に同行していただき、
マーケットをどのように獲得し、また顧客とどのような信頼、信用関係を築いていくかのレクチャーを
お願いしました。
更にこの2年間の「勘六縁」のブログも、
全部読んでくださったそうです。
その上で、まさにズバリと、その問題点を指摘されました。
今回レクチャーして頂いた事は、
マーケティングの大奥儀だそうで、
まずは、大前提として、
生産者や売り手側が、
自分の生産物や商品の価値や内容をしっかりと整理して、
自分の中で、意識化している事が重要である事。
それも、自分達の思い込みではなく、客観性を持って検証した上で、
それをしっかりと
言葉化して、
情報として、買い手、すなわち購入者に伝えること。
曖昧な、何となくと言う伝え方や発信は、
であり、
なぜその商品を作るかの意志やビジョンや使命感は勿論、
その制作工程の情報や、困難さや、
その製品がもたらすいい感じや幸福感、また、
どこに他との差別化があるのかなどを、
詳しく、そして
何度も何度も伝えること。
自分の生産物、商品の、
内容、制作工程、更にその
商品の価値がどのように生まれているか、についての生産者の
確信や信頼が、
明確に購入側に伝えられて初めて、
購入者は安心し、
その対価に納得し、
さらに買い続ける意志を持つ、と言う事でした。
曖昧に、フンワリと、なんとなく良い商品ではないかとか、
生産者側の一方的な宣伝ではなく、
生産者、売り手側の、
自分達の使命や世界観が
しっかりと購入者に伝わる時、
お金や宣伝だけを媒介にした
単なる利害、損得の関係ではなく、
そこにその生産物や商品を媒介にした、
生産者と購入者との、
共同作業としての
勘六縁のお米作りが成立して行くと
言うことですね。
これは一見優しそうで、大変難しいことです。
独りよがりに自分達の価値やビジョンやポリシーを押し付けたり、
過剰に宣伝すれば良いと思いこんでいるマーケティングが
日本では、氾濫していますからね。
そうではなく、
常に購入者の立場に立ち、
そこから自分達を眺め返し、
購入者のその息吹や視界を感じ取りながら、
持続的な信頼を作ってゆく、
と言うことですね。
さっそく勘六縁ブログでは、
いかにばっちゃ達の田植えや除草の作業がすぐれているかを
伝えてくれました。
機械で画一的に草を取るのではなく、
稲の状態を見ながら、またその生育をじかに目や指で感じとりながら
機械では取れない微妙なところまで指を突っ込んで、
草を根こそぎ取っていく。
それこそが稲の生命力を守り、
その生命力が、
美味しい勘六縁のお米となると言うことですね。
その貴重で生命力溢れるお米を、
私たちはいただいている、と言うことです。
最後に、はるばる東京から来て教えてくださったW氏。
ほんとうにありがとうございました。

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