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エッセイ57 大きな時代の終焉その3、ひどく困難な時代がやってくる。

昨日の続きです。

時代ってのは,常に前の時代の反動を巻き込みながら進んでゆく。

つまり歴史はスイッチバックしながら前へ進んでいく。

だから、今の時代が崩壊スレスレまでいきそうになると、

また本当はかきたくないのだが、

時代が崩壊すると、

その反動がおき、

今の時代の修正や,反対のベクトルが起きてくるというわけです。 

今皆さんが、

おかしい,間違っていると思う社会構造や社会倫理や共同幻想、

つまりこの社会の閉塞感や、

集団,学校,職場その他、

イジメや鬱になりそうな現実に対する反動が起きてきます。

時代が崩壊しながら、不可避的にそれが起きてきます。

そして最も深刻なことは、

今の日本人は,どう生きたらいいのかの指標を失ったしまったことです。

これをどうやり直すか、またどうしたら日本人は経済も文化をも立て直せるか。

次の時代の大きなメルクマールになると考えています。

      ◯

ジャーナリストの立花隆さんは、

これからの日本は、

経済が大破たんして,政治も大破綻するという、本当にひどい、

実にシビアなことを体験せざるをえない時代がやってくるだろう。

と,書き残して去られたが、

更に氏は続けて書いておられます。

けれども、どうか忘れずに生きていってほしい。

そういうドン底の中から立ち上がった国が世界有数の大国へと成長できるという事実が、

過去の経験から実証されていることを。

そしてそういうドン底の中で育った人間は、

ちっとやそっとじゃ折れない強靭な心を持つことができるということを。

     ◯

私も確実に日本がすでに厳しい時代に入ったと考えています。

経済至上主義の経済をやった結果、

経済も政治も破綻してゆきましたね。

そのことをどれだけの人々が危機を感じ認識しているのでしょうか。

ある時ドーンと壁が崩れるように、

時代という怪物が崩壊した時、

どうかみなさんも、

立花さんも書かれているように、

その困難も逞しく越えていかねばなりませんね。

その事を、次回書きます。

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この記事を書いた人

作家。映画プロデューサー
書籍
「原色の女: もうひとつの『智恵子抄』」
「拝啓 宮澤賢治さま: 不安の中のあなたへ」
映画
「どこかに美しい村はないか~幻想の村遠野・児玉房子ガラス絵の世界より~」

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