金融経済は、まるで地球を担保にしたようなマネーゲームです。
どこか一国が破綻したらどうなるか。
実体経済について以前聞いたのは金融経済の六割くらいでしかない,
ということでしたが,今はどうなのか私には分かりません。
実体経済とは,実際に成立している需要と供給のバランスが取れている経済です。
金融経済のマネーゲームでは、実体が無いのに、
ゲーム感覚でお金が動き、お金だけが溢れていきます。
いわゆる博打の賭け金が増えていく状態です。
金融経済と実体経済の落差の中の、
危うい綱渡りが今の現実です。
そういう中で,
今まで金優先(経済優先)にしてきた日本がもう,取り返しのつかないところまで来てしまったと、私は思います。
しかしどうでしょう,余りに国民の危機意識の無さに私は驚きます。
余りに呑気すぎると私は思いますが。
それはそれとして、
今日は最も大切なことを書きます。
つまり、私たちはこれからくるであろう経済の破綻と政治の破綻をどう乗り越えるか、です。
そしてその時はもう、政治も行政もが頼りにならないのですから、
私達が、自分達の手でそれぞれの生活を立て直し、
同時にこの国を立て直して行かねばなりません。
つまり国民ひとり一人の自立と土性骨が必要なのです。
そしてこれまでの世の中の幻想や、人々の思い込みや、
間違った社会通念や間違った既成観念を一旦ゼロ,あるいは、
自分達の幸福を取り戻す為のスタート地点に置いて
考え、検証しなくてはなりません。
私は今,日本と日本人が思い込んでいることを、
総ざらえする必要があると思います。
そして、
世の中に蔓延る恐怖や恐れや怯えからくる、
日本社会の異常なまでの同調圧力や、
規制されてもないのに自己規制して萎縮することも、
また昨今著しく際立ってきたSN Sなどでの、
他人を見張る日本人の意識も、
もーやめなければ。
逆にうーんと頭を柔らかくして、
自由に発想しながら
新しい時代を創出しなくてはなりません。
何が間違っていたか。
何が嫌か。
何が自分を縛り、
他人を圧迫していたか、
そして反対に、
何を為すべきか、
何が可能であるか。
もーひとりひとりが真剣に考え,
そして実践するしかない。
つまりこれからの時代は、
最も本質的なことに目覚めてゆくこと。
最も根源的なことは何かに気づいてゆく時代です。
そして、他者との信頼性や、社会の信頼性や信用関係を
蘇らせなければなりませんね。
前にも書きましたが、物の生産やサービスはどんどんA Iが代行するでしょう。
情報量も,発信もA Iには叶わない中、
人間がやることは、
人間にとって幸福とはなにか。
人間にとって最も良き(善き)ことは何かを考察し、
実践し、
そういう社会や組織を創り出すことです。
言っておきますけど、知恵がない人は淘汰されていきますよ。
◯
よくよく考えたら、
人間はずっと、人間の幸福そして、
善きこと(エバンゲリオン)を求めてきたのですね。
釈迦もイエスも,もしかしてマホメットも、そうかもしれませんね。
紀元前から更に紀元後のこの2000年を経て更に、
人間が生き延び、
幸福になる為に、
どうぞ皆さんで、
よってたかって、
この国を、
善き国に作り上げてください。
祈ります。
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