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3冊の本を同時進行で読んでいる。

朝目が覚めたらまずエマニュエル・トッド先生の本。

頭が冴えているうちに読む。

1時間から1時間半、読み終えたらドッと頭が疲れる。

昼の合間には土井先生の本。

奥の深い料理哲学がサラッと書いてあり、ハッとさせられる。

「仕事に集中するときに、一汁一菜を試みてください。

 きっとはかどると思います。」

夜、心身ともに疲れ果て、見ないふりをしていた自分の不安が浮き出てくる。

中野孝次先生著の良寛を読む。

「風定まって 花尚お落ち

 鳥啼いて山更に幽なり

 観音妙智力

 咄 」

最後の「咄」に、

しっかりしなさい!と、

喝を入れられる。

再び土井先生の言葉、

「基本的な基準や考えを、しっかり持つことで、正しい判断ができるようになります」

「寒炉 深く炭を撥く

 孤燈 復た明るからず

 寂寞として半夜を過すに

 壁を通して渓声遠し

再び良寛。

正直に言うと、

やっとかろうじて自分を支えて眠りにつく。

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この記事を書いた人

作家。映画プロデューサー
書籍
「原色の女: もうひとつの『智恵子抄』」
「拝啓 宮澤賢治さま: 不安の中のあなたへ」
映画
「どこかに美しい村はないか~幻想の村遠野・児玉房子ガラス絵の世界より~」

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