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エマニュエル・トッド「西洋の敗北」、なぜアメリカ,西洋は敗北していくのか、その3、プーチンはウクライナ侵略を、周到に準備していた!

私達は突然プーチンのウクライナ侵略が始まったような勘違いがありますが、どうやら、

それはプーチンのロシア立て直しの戦略として,以前から計画されていたようなのです。

クリミア半島はロシアにとって唯一の冬の不凍港の港です。

それを手に入れることは,ロシアにとっては絶対的な懸案事項ですから。

ウクライナ侵略のその際、 アメリカ,西洋諸国からの経済制裁が来るであろうことも、

計算済みであったようなのです。

つまりS W IF Tからの追放はもう折り込み済みであり、実際にロシアはそれで崩れることはありませんでした。

逆に危機に対する国民の意識は、輸入に対抗する国内産業が再編され、

トランプのアメリカとは違って、

政府の強制なしに市民意識は、保護主義となり、

国内市場への内需へと向かっていきました。

反対にロシアからの天然ガスの輸入を断ち切られた西洋諸国の方が、大きなダメージを受けている。

ただ計算違いとしては、ここまでウクライナが抵抗し、戦争が長引くとは,思っていなかった。そして、

この本を読む限り、

ロシアとアメリカはまるで正反対のようなベクトルを放っています。

戦争に勝ち、東西対決に勝ち、イデオロギーに勝ち、世界を冠しようとしたアメリカと、

自国が崩壊寸前までになり、イデオロギー的にも負け、痛いをし、経済の困窮の中から,国を立て直していったプーチンのロシア。

私達は他国侵略などとんでもない悪だと思っているが、

しかし、

それは理想的なリベラリズムにおいてそうであり、

実際のリアル社会や世界の現実は、もっと熾烈な争いの中にある。

ウクライナ戦争は、そんなことを私達に突きつけている気がします。

ウクライナもアメリカの現実も、

私達はそこから鏡のように学び、気づかなければならないように、私は思います。

次回は、私達は、何かを勘違いし、思いこんでいる。

その思い込みをはぎ取り,

極めて冷静な目で世界を見極め、

現実を見極めていかなければならない、

という話をしたいと思います。

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この記事を書いた人

作家。映画プロデューサー
書籍
「原色の女: もうひとつの『智恵子抄』」
「拝啓 宮澤賢治さま: 不安の中のあなたへ」
映画
「どこかに美しい村はないか~幻想の村遠野・児玉房子ガラス絵の世界より~」

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