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パン屋さんのお話

家の近くに小さなパン屋さんがあるんですけど、

そのパン屋さんが開店してまもなくパンを買いに行った時、

パンを袋に入れる店員さんの爪に派手なマニキュアがしてあり、嫌になって行くのをやめていました。

それから3年位してかな、そのパン屋さんが、

今までは店の中が見えていたんですが、扉の小さな窓以外を木材で覆ってしまい、

店の中が見えないようにしてしまいました。

なぜそうしたのかわかりませんが、

いわゆる、一般的な町のパン屋さんとは差別化したのかもしれませんね。

それを見て、私はあぁーこれはビジネス的にはマイナスだなぁ、と思いました。

ただね、最近用があり,その店でアンパンとクリームパンを買いました。

それが意外においしいので感心しました。

それとは、反対に、所沢の中心街よりちょっとハズレにあるんだけど、

店全体をオープンにして、

パンを作る工程や、焼けるところを見せているパン屋さんができて、

一時大変流行りました。

ただ、ここのパン屋は、なんだかすごくおしゃれにサラダや料理の調理パンを売っているのですが、

はっきり言って美味しくないです。

また、何とか言うチーズとかを使っているのかもしれませんが、高いです。

だから今は前のように繁盛していません。

私ね、どっちのパン屋もビジネス的には、何か勘違いしていると思います。

パン屋さんこそ、誰もが気軽にはいれて、

おいしいパンを買えるようにしなきゃ、と思いますが。

私は、基本的には、あんぱんとクリームパンと食パンがおいしい店が好きです。

パン屋の基本は、この3つのパンだと思っています。

世の中ってね、結構、こういう勘違いのお店が多くなりましたね。

皆さんのところではどうですか?

 パン屋さんのお話 2

パン屋さんのお話2

1軒目に挙げた店の中を見せないようにした。パン屋さんは何を勘違いしてるか。

お客様ってパン屋さんに行く時とか、パンを買うときは

やっぱりワクワクするよね。

それはね、パン屋さんの匂いだとか、ディスプレイされているおいしそうなパンだとかさ。

このパン屋は、

何かそういうわくわく感をそそるコンセプトを全部塞いで見せなくしちゃった。だめだよね。

2軒目の例のパン屋さんは、見事にテーマパークみたいにパン工場をお客さんを見せていて、パンを作る工程にお客さんは興味深々だと思う。

そこまではよかったんだけど、その才気が行き過ぎたのか、

パンを高級化していじくりすぎた。

なんか、きどつた見えっ張りのパン屋みたいになっちゃったね。

ところがねぇ、パン生地とかね、調理したものが、

なんだか凝りすぎて美味しくなかったんですよ。

ちょっと話が大きくなるけど、

私たちね、資本主義に毒されて、あたかも、

本家本もとの、いかに美味しいパンを提供するかより、

宣伝したり、店の雰囲気をなんだかおしゃれに演出したり、

そういうパンをブランド化するというか、そういう余計なことをやってしまうようになっちゃったね。

私に言わせる、資本の使い方を間違っとる。

そして、

日本の経済が衰退した、一つの原因として、

皆さんも知るとおり、

電通とか、博報堂とかいう、広告代理店が,のさばったことにも一因があると思いますよ。

いつのまに、宣伝広告と言うものが、あたかも売買の重要なポイント、あるいはコンセプトみたいに、

マインドコントロールされちゃったのね。

つまりものを売ることの基本のキが、

余計なことに、逸らされちゃった。

広告、宣伝すれば売れるとか言うふうに、

思い込んじゃったんだと思うよ。

客の方もね、多分テレビの影響もあると思うけど、

宣伝されたものや、情報に踊らされたり、

何か余計な演出に、目くらましをされたり、

私からすると、それは、そもそもの間違いです。

ものを売るのは、そのものが高い品質や技術を持っていること、

🟢客との関係をどのように🔴素敵に構築するか、であり。

パンで言えば、まずはおいしいことでしょう。

気軽に入れること。

それに、付け加えて、

製造現場が見られれば、面白いよね。

ビジネスの基本のキは、

どうしたらお客さんが喜んで、

楽しんで、 

気軽に、買いにくるリピーターになるか、ってことで、

最終的には「作り手、売り手の、

心ざし、だと思いますよ、私は。

莫大な宣伝広告費が上乗せされた商品を買わされて。

大量生産の,もはや「食べもの」から<工業製品>になったものを買わされて、

同じ味を、みんなが食べる。

おかしいなぁ、何か間違っとる。

話が大きくなったけど、まぁ、

この2件のパン屋も、それぞれ、

おいしいパンを作るために、もっと

素朴にパン作りに打ち込めるといいねーと、

思いました。

多分ねぇ、この事はね、これから来る、今までの資本主義ではない、

新しい時代のビジネスにおける、

1つの検証材料の肝として、

考えなきゃいけないことになると思いますよ。

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この記事を書いた人

作家。映画プロデューサー
書籍
「原色の女: もうひとつの『智恵子抄』」
「拝啓 宮澤賢治さま: 不安の中のあなたへ」
映画
「どこかに美しい村はないか~幻想の村遠野・児玉房子ガラス絵の世界より~」

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