かぐや姫って何しにこの世にきたのかな?
女の味方でもなく、男の側でもない。
ひたすら男を翻弄するのだけれど、でも、男に媚びるわけでもない。
それにえらく中国思想の知識がある。
私はもしかしたらこの作者はバイセクシャルの誰かではないかと
思うのですよ。
バイセクシャルというとアンデルセンもそうですが、
美しいということが大好きで、才能に長けた人が多い。
男と女のその両方を見渡せることから、
俯瞰的に人間を観察できる=天上人のようにね。
かぐや姫の出自が、
おてんとうさまではなく、月の都から来た、というのも、まあ、
なんとなくバイセクシャルの人の、ある感傷が入っているようでね。
西洋のお姫様のようにギンギラギンではなく、
どこか影があるかぐや姫様。
ほんに日本の宮廷のどこかに、ひっそり生きるバイセクシャルの君!
そう思うと、作者のロマンシズムの中にある殺気や、
研ぎ澄ました美意識が見えてくる。
甘ちょろいお伽噺ではない
尖りに尖ったかぐや姫、いいね~!
私ならジブリのようなかぐや姫にはしない。
冷たく、しかし極まった美しい美の世界のかぐや姫を
描いてみたいと、思うけどね~。

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